しずくの音の輝き!
南海放送 ラジオセンター 戒田 節子
水琴窟に出会い仕事まで変えたという中村さんは、この20年、水琴窟とともに生きてきた。自宅の庭にミニギャラリーを作り、多くの人が色んな音の水琴窟を楽しんでいる。
そのミニギャラリーに取材に訪れ中村さんがいかに水琴窟に魅かれ、愛しているかを感じ、とても感動。
しずくの音の輝きは、中村さんの心の輝き…のような気がした。
南海放送 ラジオセンター 戒田 節子
水琴窟に出会い仕事まで変えたという中村さんは、この20年、水琴窟とともに生きてきた。自宅の庭にミニギャラリーを作り、多くの人が色んな音の水琴窟を楽しんでいる。
そのミニギャラリーに取材に訪れ中村さんがいかに水琴窟に魅かれ、愛しているかを感じ、とても感動。
しずくの音の輝きは、中村さんの心の輝き…のような気がした。
北日本放送 放送制作局制作部 佐藤 栄治
標高2450メートル、北アルプス立山は天候が変わりやすいので、取材計画がなかなか立ちませんでした。
しかも、ライチョウの鳴き声を収録するという目標を達成するのはほとんどギャンブルの世界。なぜなら天候に恵まれても、ライチョウに出会えるとは限らず、ライチョウを一目見たいと何度、立山を訪れてもその姿すら見ることが出来ない人が大勢いるのです。
取材日はあまり天候が良くなく冷たい雨も時折落ちてきて、室堂ターミナル周辺の残雪も多く、この取材が成功するのか不安になりました。
しかし、「雷鳥の名の通り天候が悪くなる時こそライチョウは活動が活発になるはず!」と、言い伝えを信じて歩き始めてたったの15分。今回はラッキーでした。
なんとライチョウと出会えたのです。しかも大きな声で鳴いてくれるライチョウとそれを見守る人々の声。ここではみんなが自然の一部になっているのだと確信した瞬間でした。
おかげでナチュナルな音を収録することが出来たのだと思います。観光で訪れた人々は、自然保護の取り組みに積極的な立山で、大自然への理解と感動を素直に表現しておられました。
これはボランティアで解説をしているナチュラリストのみなさんの情熱があってのことだと改めて感じました。
今回の番組では、こうした素材を生かし。「聞くだけで涼しい高山地帯を散策しているような気分になれる番組」をコンセプトに制作しました。特別天然記念物ライチョウの珍しい鳴き声をぜひ聞いてみてください。
結構ユーモラスな声ですよ。
北海道放送 ラジオ局編成制作部 玉川 和典
「時代遅れ」といわれても、必ず存在意義はある…。
というのが、札幌観光幌馬車を経営する土屋光雄さんの考えです。
スタート当初「何で今さら馬車?」と言われ、始めの5年間は赤字続きだったと話す土屋さんですが、現在では札幌の名物としてまた、観光資源としてこの観光幌馬車は定着するように至りました。
29年目を迎えた心境を中心に土屋さんの目で見た世相の移り変わりをうかがいます。
余談ですが、
「ラジオも時代遅れかもしんないけど…」と、激励のエールをいただきました。
山陰放送 ラジオ局放送制作部 宇田川 修一
水泳・自転車・マラソンの3種目をたった1人でこなす競技、トライアスロンは、その過酷さから、鉄人レースとも呼ばれています。
1978年にハワイで始まった大会は、日本では1981年、鳥取県の皆生温泉をスタート・ゴールに初めて開催され、今年26回目を迎えます。
交通事情や経費の問題から開催中止に追い込まれる大会が多い中、実行委員、ボランティア他、関係者がその灯を消すまいと懸命に守り続けています。
今年も800人の選手、3000人のボランティアスタッフ、数え切れない沿道の声援を共に7月16日(日)、熱い、暑い夏が幕を開けます。
BGMは第1回大会優勝者、シンガーソングライターの高石ともやさんが皆生大会のために作ったテーマソング「サマータイムドリーム」。
番組冒頭の気合入れは、私、宇田川本人です。今年、通算12回目の出場です。
ラジオ関西 報道事業制作部 青木 達也
明石の魚はなぜおいしいと言われるのか?
明石の激しい潮流の中、たくましく育つ、明石の魚。
しかし、そのおいしさを伝えるために、努力をし続ける、明石浦漁業共同組合の方に話を聞いた。
魚に対する表現や、“魚を見た瞬間、刺身にしてどうか”といった、明石の漁師特有の発想など、おもしろい話を聞けた。明石の魚に対する人々の愛情と、環境+立地+人=明石の魚ということがよくわかるお話をきけた。
新潟放送 ラジオ局編成制作部 後藤 亜弥
中越地震という大きな被害にあった、新潟県小千谷市には、国の文化財となっている「牛の角突き」があります。
「牛の角突き」が、越後闘牛がなくなってしまうこと…それは、この地域で闘牛を支えていた人にとっては、言葉にならないほど辛いものでした。
地震の爪あとが残る中で、闘牛を再開することは、地域の人にとって、また「越後闘牛ファン」にとっても待ちに待ったことだったでしょう。この取材をした日は、2,000人のお客さんも一目見ようと集まってきました。
辛い経験をし、苦労したからこそ、喜びは倍に返ってきたことでしょう。
ラジオ沖縄 制作報道部 宮田 隆太郎
今 沖縄の文化、風土、音楽が注目されています。
その中でも「島唄」は年代を問わず支持されている。島唄の若き(26歳!)アーチスト「池田卓」の魅力に迫る!
池田卓のインタビュー、ファンの人の声、そして彼の唄を届けたい。
ライヴ会場に取材に行ったんですが、ファンのほとんどが女性、しかも…パワーみなぎるおばちゃん軍団!まるで韓流スターの追っかけのようでした。
普段、ファンに取材するとき、ちょっと嫌がられたりすることもありますが、池田卓のファンは「喜んで」と目を輝かせながらしゃべってくれました。彼が歌う姿を見つめるおばちゃん軍団の熱い視線!
おばちゃんパワーには負けます…。
でも夢中になるってすばらしいですよね。
僕は若い女性のファンがいいけど…。
山梨放送 ラジオ制作部 平井 勉
花火の生産が盛んな山梨県市川三郷町。斉木煙火本店の花火職人、飯田茂雄さん、32歳。
尺玉といった大玉作りを担当しています。花火の光の一つとなる火薬玉「星」の制作期間は一ヶ月半がかかります。しかし、実際の花火大会では、わずか4秒で散っていきます。
飯田さんの4秒にかける思いとは?、追い求める理想の花火とは?、ひと足早く夏気分を味わってください。
最後の一発の後、4秒の余韻がきっとあなたに大輪の花を咲かせます。
IBC岩手放送 ラジオセンター制作グループ 八木沢 夕希子
畠山孝一さん(78)は岩手県内の民謡の第一人者、お弟子さんも500人はいるという大御所だ。その畠山さんが高齢になってもなお、入れ込んでいるのがチャグチャグ馬コ。
相撲取りの化粧まわしのような豪華な装束は、いまや製作できるのは畠山さんただ一人(本人談)。生きがいのひとつにもなっているという。
なぜ、ここまでチャグチャグ馬コに熱い思いを抱くのか。それは人生が馬と共にあったからだ。労働するかけがえのない仲間であり、また畠山さんに歌う楽しさを教えてくれたのも馬だった。
短い放送枠の中では、歌の紹介に時間を多く割くことができず、残念だったが、張りのある歌声はさすが名人だ。
山口放送 ラジオ編制部 佐藤 純子
周南市熊毛地区の安田に約200年前の江戸時代から伝わっている「安田の糸あやつり人形芝居」をご紹介します。
地元に伝わる伝統芸能を後世に残したいという思いから、S21年に地元の有志が集まって、安田の糸あやつり人形芝居保存会、「三和会」を結成。
メンバーの皆さんが、保存、伝承のため、日々活動を紹介しています。その活動が評価され、S51年に、山口県、指定無形民俗文化財の指定を受けました。
一昨年2004年には、人形芝居の国際シンポジウムで、日本代表として公演しています。東アジアの伝統人形劇が公演される中、周南市から世界へその魅力を発信しました。
また、保存会「三和会」は、地元の小学校の子供たちに、伝承していく活動をしていますが、地元の高校生から、自分たちも伝統芸能を受け継ぎたいという申し出があり、保存会のメンバーが教えています。
確実に、保存会の思いが受け継がれています!!