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2006年5月29日 (月)

馬と歩んだ78年~畠山孝一、チャグチャグ馬コへの思い~

IBC岩手放送 ラジオセンター制作グループ 八木沢 夕希子

畠山孝一さん(78)は岩手県内の民謡の第一人者、お弟子さんも500人はいるという大御所だ。その畠山さんが高齢になってもなお、入れ込んでいるのがチャグチャグ馬コ。

相撲取りの化粧まわしのような豪華な装束は、いまや製作できるのは畠山さんただ一人(本人談)。生きがいのひとつにもなっているという。

なぜ、ここまでチャグチャグ馬コに熱い思いを抱くのか。それは人生が馬と共にあったからだ。労働するかけがえのない仲間であり、また畠山さんに歌う楽しさを教えてくれたのも馬だった。

短い放送枠の中では、歌の紹介に時間を多く割くことができず、残念だったが、張りのある歌声はさすが名人だ。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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