子午線の町を訪ねて
ラジオ関西 報道制作部 青木 達也
誰に対しても時間は、わけへだてなく、平等に過ぎてゆき、私たちはあまり意識することなく生活している。
その中で、どの地域よりも時間と密接に関わっている、東経135度、子午線を通る町、明石を取り上げ、科学館の学芸員の方と、その町に住む、明石焼きを経営する女性に時間について話をきいた。
特に、たまたま取材途中に寄った、明石焼きのお店で、おもしろいお話が聞けたため、急に取材をお願いする、ということがありました。
ラジオ関西 報道制作部 青木 達也
誰に対しても時間は、わけへだてなく、平等に過ぎてゆき、私たちはあまり意識することなく生活している。
その中で、どの地域よりも時間と密接に関わっている、東経135度、子午線を通る町、明石を取り上げ、科学館の学芸員の方と、その町に住む、明石焼きを経営する女性に時間について話をきいた。
特に、たまたま取材途中に寄った、明石焼きのお店で、おもしろいお話が聞けたため、急に取材をお願いする、ということがありました。
新潟放送 ラジオ局編成制作部 後藤 亜弥
中越地震から3年が経ちました。被害の大きかった旧山古志村では、所々地震の爪あとが残っていますが、少しづつ復興してきました。
山古志の象徴である山古志闘牛場が今年の8月に復活したこともあり、9月17日に「チャリテーコンサート」を行いました。
100人以上のお客が集まり、青空に向かって大合唱しました。コンサートは大成功に終わり、地元スタッフも最初は不安そうでしたが、だんだん笑顔がこぼれてきて、涙をながして喜んでいました。
「次回も必ずします」と力強く約束し、山古志に元気を与えていたと感じました。
琉球放送 ラジオ局編成制作部 宮國 宏美
世界一を誇る「那覇大綱」
ギネスにも認定される綱の大きさには、綱を作る人々の平和への祈りがこめられています。
大きさを競っているだけではなく、平和が長く続きますように…。
現在、特別顧問の東江氏は、毎年、“今年の綱が最高”だとおっしゃいます。
83才という年を感じさせない、すてきな方です。また、周囲の人々は口をそろえて「那覇大綱挽きが近付くと、東江さんは若返る」とうわさしています。
山梨放送 ラジオ局 小林 かおり
富士山の麓、富士吉田市下吉田の小室浅間神社では、毎年、秋の例大祭にやぶさめが行われます。
全国各地で行われる、武芸鍛錬を意味するやぶさめと異なり、この神社のやぶさめは神事であることを貫きます。
やぶさめを奉納する(騎乗し、やぶさめを行う)のは、地域の男性。一週間神社に寝泊りして身を清め、乗馬の訓練を行い祭りに望みます。
そんな珍しいやぶさめ祭りの1日を番組におさめました。
IBC岩手放送 ラジオセンター 北口 新
観光名所である平泉中尊寺に、ちょっと変わったおじさんがいるという話を聞き、たずねてみました。
来年にも世界遺産への問い録画想定される岩手県平泉。殊にも「金色堂」で名高い中尊寺の門前に一風変わったおみやげ屋さんがあります。
ユニークな商品とともに、平泉の名所を織り込んだ歌で、客を惹きつけるこのお土産屋さん。さて、そのユニークなおみやげ屋さんとは…。
山口放送 ラジオ編制部 村田 俊子
今年82歳の中邑房江さんは、今も現役のお料理教室の先生です。
特に山口の郷土料理に詳しく、「下関のフク」VS「岡山の鰆」や、「会津の米みそ」VS「山口の麦味噌」といった、各地の料理対決の場面で活躍していらっしゃいます。
つい最近は、朝鮮通信使が伝えた料理の復元に腕を振るわれました。 今回紹介する「ゆうれい寿司」は、「長州寿司」ともよばれ、萩市、美祢郡秋芳町、山陽小野田市厚狭、宇部市楠などに伝えられ、今もお祭りの席には欠かせない郷土料理のひとつです。
郷土料理は、単なる料理で歯なく、」郷里の山や川、また家族との思い出がたっぷりと沁みこんだお料理です。
そのことを、中邑さんのお話しは思い起こさせてくれます。
和歌山放送 報道制作局 土橋 進
紀伊半島の南端、世界遺産「熊野」の山中を太平洋に流れ下る、日本最後の清流、古座川流域には、伝統的な暮らしが残っています。
その清流の支流一体には今も、在来種の「日本ミツバチ」の習性をうまく利用しながら、味わい深い「和蜜」を採取している人々が暮らしています。
古座川町宇筒井に奥さんと2人で暮らす、前進一郎さん72歳は、冬場は狩猟家として、熊野の山中でイノシシやシカを追っています。相棒は紀州犬のルーツと言われている「熊野地犬」11頭です。
「日本ミツバチ」の世話は春先の「ゴーラ」と呼ばれる巣箱の制作と設置、秋の分蜂(巣別れ)のための巣箱の設置などが主で、後はミツバチが山々から集めてくる和蜜を待つだけです。
そして夏のお盆が過ぎる頃、前年に越冬して巣箱一杯に溜めた蜜いっぱいの巣を半分だけ切り取ります。後の半分は次の年への越冬のための食糧として残しておきます。
「ミツバチは子どものようにかわいい」と言う前さんの自宅はいつも開け放たれています。そこに「日本ミツバチ」が我が家のように入ってくることもあります。
そのとき、前さんは蜂が自分で出て行くまでじっと待ってやります。「昔の日本人は、このミツバチのように良く働いたものなんだが…」と、ミツバチを通して昨今の世相をチクリと刺す前さんです。
ラジオ福島 放送部 島田 弥栄
南会津郡南会津町、田島に伝わる伝統的な祭り、田島祇園祭。鎌倉時代から行われている祭りで、日本三大祇園祭のひとつち言われています。
タイトルの、田島屋台子供歌舞伎は、江戸時代からの伝統ですが、一時中断し、120年間行われてきませんでしたが、平成に復活。田島町、また近隣の町から毎年子供たちが参加しています。
子供たち28人のうち、男の子は3人、女の子のパワーが強く、主要な役を演じる中学生の姿はタカラジェンヌのようでした。練習では指導の先生が役柄からセリフ、さらにはごあいさつに至るまで、優しく厳しく教えていらっしゃいました。
隈取、重さ10Kの甲冑を着込むと子供たちの気持ちも引き締まり、伝統を受け継いでいるという思いが強くなるようです。
当日、県内外からこの歌舞伎のファンという方が大勢集まり、クライマックスのシーンでは泣いている方も見られました。2日続けて、16:00~23:00頃まで子供たちは演じ続け、幕間で眠る子供もいるそうです。
四国放送 ラジオ編成制作部 片山 洋介
徳島県海部郡美波町(旧・日和佐町)奥河内の岸本廣江さん宅の居間の大きな振り子時計は、明治、大正、昭和、そして平成と110年以上にわたって、時を刻み続けている。
20年ほど前までは通に面した部屋にかけられていて、登下校する子供たちや、買い物に出かけた主婦たちが時間を確認する「日和佐の標準時計」として地元の人々に親しまれてきた。
また、同時にこの時間は岸本家を見つめ続けてきて、その存在はまさに「岸本家の歴史」そのものだと言える。岸本廣江さんに話しを聞く。
福井放送 ラジオセンター 越桐 清司
すぐ近くに奇勝「東尋坊」を望む福井県三国町安島地区。ここに伝わる民謡が「なんぼや踊り唄」です。
「なんぼや」とは、江戸時代南部地方(現在の青森県東部と岩手県北部)から北前船によって伝わったことから「南部や」が「なんぼや」になったそうです。
安島地区は、その地が海の近くにある岩盤だったために農作物の栽培には適さず、男性の大半が船員として出稼ぎに行きました。その間、女性たちは留守宅を守り、海女としてその幸を収穫しながら子供たちを育てました。
その海女たちによって伝えられたのが「なんぼや」なのです。その中には、夫や恋人の帰りを待つ女心を綴った恋唄なども収められておりその数は、全部でなんと260節。
テンポがゆっくりとしていて鳴り物が入らないのが特徴です。終戦後の混乱で「なんぼや」は、途絶えていましたが、昭和30年ごろから復活。現在では保存会の人たちと学校の先生が協力。小学校の授業でも歌われ、後世に伝えられています。