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2006年12月25日 (月)

こだわりの野鍛冶屋

信越放送 ラジオ編成制作部 船戸 導洋

松本市にこの道50年の鍛冶屋が健在だ。
若いころより本業を継ぎ、農機具や包丁などの刃物を手がけてきた、いわゆる野鍛冶屋で、長野県内で唯一といっても過言ではない。

機械プレスが全盛の中、手作業で地金にハガネを打ち込む、昔ながらの手法を守り続けている。客の満足を最優先に考え、30年先まで使える製品作りにこだわり、その結果プロの職人から厚い信頼を得ている。

「町の鍛冶屋」に響くつち音と切れ味抜群のそば包丁の音を追い、職人のこだわりを探った。

中沢刃物製作所(松本市庄内町)

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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