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2006年12月18日 (月)

山里にかかるオレンジ色の暖簾

東北放送 ラジオ編成制作部 橘田 久

宮城県の最南端に位置する丸森町は、ころ柿と呼ばれる「干し柿」が特産品です。

干し柿作りが最盛期を迎える11月のなると、「柿ばせ」と呼ばれる柿干し場に、たくさんの柿が吊るされます。それはまるで、オレンジ色の暖簾が、幾重にも、連なっているように見えます。

番組では、「干し柿作りの体験ツアー」に「柿、牡蠣(かきかき)交換」と、ユニークな企画を打ち出し、故郷・丸森の魅力を伝えようと奮闘する八島哲郎さん(44)にスポットを当てながら、小さな山里の晩秋の風景を描写しました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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