二ツ井町 杉の音色の物語
秋田放送 ラジオ局ラジオ放送部 三ツ井 雅夫
5年前 秋田県二ツ井町という日本一の秋田杉の産地で、使い道がないとすてられた小さな木片や枝を利用してコカリナという楽器を製作・販売しようという町おこしが計画された。
町の活性化のために、製作に苦労した木材加工職人の話や学校全体でコカリナの演奏に取り組んでいる二ツ井町切石小学校の姿を紹介する。
秋田放送 ラジオ局ラジオ放送部 三ツ井 雅夫
5年前 秋田県二ツ井町という日本一の秋田杉の産地で、使い道がないとすてられた小さな木片や枝を利用してコカリナという楽器を製作・販売しようという町おこしが計画された。
町の活性化のために、製作に苦労した木材加工職人の話や学校全体でコカリナの演奏に取り組んでいる二ツ井町切石小学校の姿を紹介する。
静岡放送 ラジオ局ラジオ制作部 篠宮 康彰
静岡市北部の麻機地区では、かってみかん栽培がさかんに行われていました。静岡・清水のみかんは、清水港からカナダなどに輸出されました。
しかし、今では愛媛や和歌山との競争に負け生産は減る一方です。
みかん栽培が盛んなころ、静岡市内で毎日のように流れていた曲があります。「みかん踊り」です。この「みかん踊り」を復活させようとしている佐藤さんを紹介します。
文化放送 編成局報道制作部 高橋 民夫
東京都中央区の晴海通り、隅田川の河口に架かる勝鬨橋は昭和15年に完成し、中央部が二つに割れて跳ね上る「双葉跳開橋」として有名な橋でした。
それが交通など諸事情で開かれなくなり、昭和45年11月、点検のために開閉したのを最後に「開かずの橋」となってしまいました。
それから30年余りが経過し、最近、再び“勝鬨橋”を開こううという動きが見られます。昭和22年生まれで、子供のころ、幾度も開閉する様子を見たことがある、高橋民夫が再び開こうと活動する周辺の人々を取材しました。
それらの人々の目の奥にはゆっくりと開閉する勝鬨橋とその下を流れる隅田川が写し出されているようでした。
熊本放送 ラジオ本部ラジオ局 原武 博之
熊本県阿蘇郡西原村。ここは南阿蘇の中で、唯一阿蘇外輪山の外側にある村。熊本市に隣接しているだけに阿蘇とイメージとは余り結びつかない。
また、通称「お池さん」と呼ばれる湧水池「揺ヶ池」以外に、これといって有名な場所もない。南阿蘇の玄関口でありながら難所の俵山峠が行く手を拒んでいる。
昨年10月南阿蘇住民念願の「俵山トンネル」が開通した。距離にして3km短縮されただけだが、冬場の道路凍結の心配もなくなった。
村の商工会が始めた冬のイベント「冬灯り」は、お池さん入口にある馬頭山をキャンドルの炎で包もうというもの。村人の協力は得られたものの、村外へのアピールが今ひとつ足りない。
トンネル開通というこの機会に周辺市町村に、この「冬灯り」を認知してもらいたいという商工会の上田博之氏の願いは強い。
高知放送 編成報道局報道センター 河内 真
負け続けることで 全国の人気者になったハルウララ(8歳・牝)。2月12日現在で103連敗と、ファンの期待(?)に応え続けています。
本来ならば 弱者は切り捨てられる競走馬の世界でハルウララが走り続けられるのは「生き物を人間の都合で処分できない。私は調教師に向いていない」と語る宗石大調教師の親心です。
そんな宗石調教師の思いと、ハルウララの姿が感動を呼び、高知競馬場の来場者も増加。存廃に揺れる高知競馬にも明るい兆しが出てきました。
今回は、ハルウララが100戦目に挑んだ1日の様子を中心に今後の初勝利への期待を込めて制作しました。
※ハルウララは 今後、2月15日、29日に出走予定です。
BGMに使用したハルウララの歌(ハルウララ~ただひたすらに)は、宗石調教師の作詞、歌は高知競馬広報の方が歌っています。
青森放送 ラジオ報道制作部 藤田 晴央
津軽平野の北にある五所川原市から、さらに北へ津軽中里駅まで走っている津軽鉄道には、冬になると“ストーヴ列車”が走る。ダルマストーヴが社内を暖めているのである。
この雪国の風情を求め、関西や九州から観光客がたくさん訪れる。こうした遠来の客に対して、ボランティアでガイドをつとめているのが、地元の主婦、原慶子さん。
モンヘをはいてのサービスに、“モンペオバサン”の愛称が定着。赤字鉄道には対応できる従業員がいないため、モンペオバサンは、沿線の解説はもとより、津軽弁について教えたり、地酒を配ったり、大忙し。
1月、2月、3月は殆ど毎日乗って、ストーヴ同様、ゴォゴォと燃えている。リスナーには、この“ストーヴ列車”に乗った気分になってもらえたら、というのが制作意図である。
東海ラジオ放送 報道制作局報道部 早川 佳樹 ほか
岐阜県の「郡上おどり」は、全国の代表的民謡として継承される国の重要無形民俗文化財である。
400年余り踊り続けられ、毎年7月から9月にかけて、ほぼ毎晩行われる。全国から多くの観光客が訪れるが、見る踊りでなく、一緒になって楽しむものだ。その背景には、先祖が大切に守り育ててきたおどりを、後世に伝えていこうとする、町の人々の努力がある。
すでに、今年の夏に向けて準備が始まっている町、郡上の人々のおどりへの「想い」を探った。
「郡上おどり」は、伊勢音頭や白山信仰など各地の伝統を上手く取り入れてきたことで、伝統が築き上げられたが、一方では全国から人が集まるために古来のおどりが正しく継承されないのでは、と危惧する声もある。
また、取材日の1月20日ちょうどこの日、冬の風物詩「鯉のぼりの寒ざらし」が八幡町内、吉田川で行われた。
水温は5度。しかし、これでも例年に比べると比較的暖かい日だった。
中国放送 ラジオ制作部 瀬尾 奈月
広島県大竹市には、県指定の伝統工芸品「大竹手打刃物」があります。
約200年前、大竹の隣、岩国に生まれた初代青龍軒盛俊(せいりゅうけんもりとし)は、江戸へのぼり、当代きっての刀鍛冶に入門。免状を取得して郷里に戻り、岩国藩 吉川侯の刀匠として仕えました。
3代目からは大竹の地に移り、現在は6代目「盛一(もりかず)」越水龍雄(こしみずたつお)さんが、その技術を主に包丁作りに受け継いでいます。
代々、国宝級と言われて高い評価を受けてきた切れ味。しかし、75才になる越水さんの後を継ぐ人はもういません。
一人黙々と鉄を打つ「大竹手打刃物」最後の匠の姿を描きました。
南日本放送 ラジオ制作部 富山 貴司
鹿児島県のウミガメ上陸数は、1991年をピークに減少していたが、昨年は、5323頭と観測史上2番目に多かった。県をあげての保護活動の成果があらわれてきたようだ。
屋久島のいなか浜では「うみがめ館」のスタッフと地域住民が一体となって、オフシーズンの冬でも浜の清掃などに力を入れている。それに応えるかのようにいなか浜に帰ってくるカメ。
「産卵・安堵のため息」そして「子ガメの誕生」を通して私たちは「命の尊さ」を教えられる。その感動体験を「ツルの恩返し」ならぬ「カメの恩返し」と題して表現した。
4時間ほど待って「安堵のため息」を録音できた時は、待ち焦がれた恋人にやっと出会えたような喜びと感動で涙が止まらなかった。
取材を通じて、自然環境を壊したのは私たち人間であり、その自然を取り戻すことができるのも、私たち人間の活動によるものなんだと強く感じた。
京都放送 ラジオ制作グループ 坂下 かつ子
清水 三年坂に天保年間から続く唯一のひょうたんやがあります。
縁起物のひょうたんを売る7代目 大井秀民さんの京都人ならではの心意気や、買い求める人たちの機微を浮き彫りにします。