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2003年9月 1日 (月)

夏を詠む音・三十一文字

信越放送 ラジオ局制作部 西沢 修

四季の移り変わりに富む日本ではその時季、時季の音があり、これまでにも多くの風物誌が人々の耳を楽しませてきました。

今回、制作を担当することになった夏のこの時期も、涼しげな音や、暑さを伝える音など沢山あるのですが、そうした夏のモチーフを詠み込んで歌う「短歌教室」も、立派な「季節の音」なのではないか?

そう思ってマイクを携えてお邪魔してきた次第です。参加者たちが短歌の三十一文字に託して歌い上げた夏への思いは、それそのものが季節の宴として、地元の風物誌になりつつあるようです。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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