2024年9月19日 (木)

ハードでスローな名物せんべい

2024年8月26日~9月1日
TOKAI RADIO 制作局編成制作部 山本俊純

【番組概要】
岐阜県大垣市。日本列島のほぼ中央に位置し、かつては中山道や美濃路が通る交通の要衝であったことから、東西の経済・文化の交流点として栄えた。そんな大垣市の名物といえばぷるんとした食感が特徴の「水まんじゅう」。今回は、そんな地域の名物とは真逆を行くもう一つの名物、その硬さが話題の「味噌入り大垣せんべい」にスポットを当てる。1枚1枚手焼きで製造する「田中屋せんべい総本家」その伝統を守るために奮闘する6代目田中 裕介さんに話を聞いた。

【制作意図】
せんべいを手焼きする工房内の音、硬いせんべいを割り・齧る音。名物とはいうものの、それをどう残していくのか、奮闘する6代目の、意外な過去。当社レギュラー番組の企画をきっかけに出会った、地域の残したい音・人にフォーカスしてお送りします。

【制作後記】
取材を終えてやはり印象に残ったのは「50年続けるために」「名物と知っているが地元の人に買ってもらえない」という言葉でした。自分自身も岐阜県大垣市に在住していますが、口にすることがどのくらいあるだろうか。地域の魅力というのは、いつも目の前にあるのに見えていないものなのだと痛感するとともに、そんな「名物」を残すために強い思いを持って取り組む裕介さんの姿に胸を打たれました。名古屋からJR東海道本線 快速電車で40分弱の「水の都」。ラジオで届けきれなかった、ゴマと味噌の香りを楽しみに、あなたも大垣に来てみませんか?

一本に込める思い ~東北でたった一人の竹刀職人~

2024年8月19日~8月25日
東北放送 ラジオ局アナウンス部 玉置佑規

【番組概要】
子どもからお年寄りまで幅広い世代に愛される剣道。そんな剣道に欠かせない「竹刀」を手作りする職人は全国に十数人しかいません。東北ではたった1人の竹刀職人である加藤明彦さん(仙台市)にお話をうかがいました。使い手の気持ちに寄り添い、一本一本丁寧に作られる竹刀の魅力や加藤さんの思いに迫りました。

【制作意図】
制作した私自身、小学生から剣道を続け、剣道歴20年以上になるものの「手作り竹刀」は耳にしたことがありませんでした。というのも、武道具店などで流通している竹刀のほとんどは機械で量産する外国産で、竹刀職人の存在自体も知らなかったからです。しかし今回、職人である加藤さんに出会い、「ケガをする心配の少ない安全な竹刀」を目指して作るその姿、思いに感銘を受けました。過去には、稽古中に剣道の竹刀が割れて目に入るなどしてケガをしたり、死亡したりする事例もあると言われています。加藤さんの竹刀作りのこだわり、そして工房に響く心地よい竹を削る音を多くの人に聞いていただきたいです。

【制作後記】
加藤明彦さんには、全国各地から多数の注文が入る竹刀作りの合間を縫って、音声の収録にご協力いただきました。私も取材後、竹刀を1本作っていただきましたが、これまで使用してきた竹刀と比較すると、打突時の手ブレが少なく、何より丈夫だと感じました。加藤さんが込めた思いを感じながら大切に使っていきたいです。この番組を通じ、竹刀職人の存在、「安全な竹刀」をより多くの方々に知っていただき、剣道界発展の一助となれば幸いです。

木で包む、もくめんって知っていますか?

2024年8月12日~8月18日
高知放送 ラジオ制作部 手島伸樹

【番組概要】
高知県中部に位置する土佐市。ここに日本で唯一、木毛(もくめん)を専門に製造している会社、戸田商行があります。もくめんは、木を薄く細く削った緩衝材。森林率84%の高知県の原木を使用し、職人たちが丁寧に加工したものです。緩衝材という商品性質からどうしても安価になりがちで、全国にあった木毛業者は次々に廃業していきました。そんな中、戸田商行は生活の様々な場面で木の商品と共に暮らし、木の文化に親しんでもらおうと、今ももくめんを作り続けています。

【制作意図】
引き出物で頂いたフルーツなどの周りに緩衝材として使われている木毛(もくめん)を一度は見たことがある方が多いと思います。しかし、この商品がどこでどのように作られているのかは意外に知られていません。決して主役ではない商品ですが、その制作現場では、1本として同じものの無い原木から、如何に美しい木目のもくめんを創り出していくのか、日々、研鑽している職人たちがいます。日本一の森林率84%を誇る高知県だからこそ、”最後のもくめん屋”として今もモノづくりを大切にする戸田商行を取材しました。

【制作後記】
工場に並ぶ、もくめんを削る機械は創業当時(昭和36年)から使用しているものも。まるで工業遺産の趣です。緩衝材と言えば、いわゆるプチプチと呼ばれるケミカルなものが主流ですが、改めて、もくめんの持つ木の柔らかさ、温かさは、日本人ならではの木の文化を感じさせてくれました。原木を削り、端材はもくめんを乾燥させる熱源に利用するなど無駄のない持続可能な商品は昔から続いているものですが、SDGsが注目を浴びる現在に相応しい商品と改めて感じました。



2024年8月 1日 (木)

ふるさとの言葉をつないで~都路の方言ばあちゃん

2024年8月5日~8月11日
ラジオ福島 編成局 小川 栄一

【番組概要】
地域ぐるみで地元の言葉や方言を大切にしている田村市都路町。そこで30年以上に渡って方言を伝承する活動を続けているのが渡辺美智子さん(86)です。地元のお年寄りたちと協力して「都路方言かるた」や「方言集」「民話集」などを作り、地元小学校やこども園での読み聞かせは今も続けています。そんな渡辺さんのふるさとの言葉への思いと、授業などを通じて地元方言を学ぶ子どもたちの取り組みを「都路弁」を散りばめ表現しました。

【制作意図】
福島県の中通りと浜通りの境に位置し、山間部にある都路町は昔からの言葉がいまだ多く残る地域の一つです。しかし、東日本大震災時の東京電力福島第一原子力発電所事故で町の一部に避難指示が出された影響などもあり、町の人口は減少の一途をたどり、今では約1900人と、震災前の3分の2にまで減ってしまいました。唯一残る小学校も全校児童は30人です。そんな都路町に伝わる言葉や方言を絶やさず伝承しようと努めている渡辺さんの取り組みや学校の活動を紹介したく思い取材制作しました。

【制作後記】
福島県で生活して30年近くなり、様々な方言に接してきましたが、今回は取材中に初めて耳にする方言もたくさんありました。中でも、こじる=鳥が抱卵する フッツェ=自然と芽が出る は都路独特の方言で、共通語ではその状況を一言で表現することが難しい言葉です。こういった言葉は身近にそのような現象が多く存在していたからこそ、生まれ、受け継がれてきたわけで、そう考えると、自然豊かな都路にはこれまでどれくらい多くの自然にまつわる方言が存在し、使われていたのだろうかと興味深くなりました。方言を守り伝えることは、ふるさとの生活や文化を後世へ継承することにもつながります。取材を通して方言が持つ大切な役割を学びました。

村上っ子の血が騒ぐ~村上大祭おしゃぎり巡行

2024年7月29日~8月4日
新潟放送 BSNウェーブ 田村友季子

【番組概要】
7月6日、7日、新潟県村上市で、伝統の村上大祭が開催されました。祭りのメインイベント、7日に行われる、おしゃぎりと呼ばれる屋台が街中を練り歩く様子は圧巻。このおしゃぎり巡行は、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。盛り上がるおしゃぎり行列の様子や子どもたちによるお囃子の音に加えて、おしゃぎり会館館長の建部さんにインタビューした様子を交え、伝統ある村上大祭の模様をお届けします。

【制作意図】
300年以上の歴史を誇る村上大祭。村上の人にとっては夏を告げるお祭りであり、大切な神事であると同時に、興奮と熱気に包まれる一年で一番熱い日とも言えます。村上大祭がこれからもずっと引き継がれていってほしいという思いと、このお祭りがいかに愛されているかということを伝えたいと思い、制作しました。

【制作後記】
村上の人たちの熱い想い、迫力あるおしゃぎり行列を肌で感じることができました。大人から小さな子供まで、男性も女性も全員がひとつになってこの祭りを成功させようとしている様子が伝わってきました。おしゃぎり巡行の盛り上がりと、来年も変わらずおしゃぎり巡行が続いてほしい、そんな村上の人たちの気持ちを届けられていたら幸いです。

2024年7月12日 (金)

靴職人は世界旅行に想いを馳せる

2024年7月22日~7月28日
宮崎放送 ラジオ局ラジオ部 大石怜香

【番組概要】
宮崎県宮崎市にある靴修理のお店「飯干製靴店(いいほしせいくつてん)」。
このお店を営むのが靴職人の飯干畩二さんと奥さんの久美子さんです。
畩二さんは、小学校1年の時に小児麻痺にかかり、左足に麻痺が残りました。足が不自由だから座ってできることを、と思い靴職人の道に進みました。しかし、10年前に脊柱管狭窄症を患ってしまいます。それでもなお、畩二さんは奥さんや相棒の足踏みミシンとともに靴修理を続けます。そんな畩二さんが靴に託す想いとは・・・

【制作意図】
飯干畩二さんは、82歳です。まずはじめに、この歳まで靴修理のお店を続ける理由が率直に気になりました。さらにお店には、130年物の足踏みミシンや靴に使う革をすく革すき機など、今ではあまり見られない機械が並んでいます。この足踏みミシンや畩二さんが打つ力強い金槌の「音」を録音風物誌で皆さんに聴いてもらいたいと思い制作しました。

【制作後記】
靴職人と言っても、分業制で大きく2つの職人に分けられるそうです。一つが靴をデザインし、靴の甲の部分を作る甲革師、もうひとつが靴底をつくる底付師です。畩二さんはそのどちらも修行をして一人で靴を作る職人になりました。靴を作るすべての工程が分かっているからこそ、その人に合った、靴に合った修理ができるのだなと今回の取材で感じました。また、畩二さんは「今は、修理の靴を手がけることでいっぱいいっぱいだが、いつかオーダーメイドの靴をまた作りたい」とも話していました。そして「第一号を作るなら、奥さんの靴を」と決めているのだそうです。この話を聞いて、ほっこりしました。とても心温まる靴修理のお店でした。

〜江戸時代から続く防災の教え・安政の呼び上げ地蔵〜

2024年7月15日~7月21日
和歌山放送 報道制作部 寺門 秀介

【番組概要】
和歌山県北部・海南市の上神田(かみかんだ)地区の自治会が、毎年11月5日の夜に行っている津波避難訓練。地元に伝わる「呼び上げ地蔵」の伝説を後世に伝えようと、2018年から続いている。この地蔵は地区の高台にあり、170年前の1854年11月5日に起きた「安政の南海地震」による大津波の際「おいでおいで」とふもとの住民を呼び寄せて津波から救った、という伝説がある。奇しくも同じ和歌山県広川町に伝わる濱口梧陵の「稲むらの火」と同じ時期に産まれている。地区の自治会ではこの伝説にならって津波避難訓練を行い、住民らがリヤカーを引きながら海抜およそ20メートルの呼び上げ地蔵まで避難し、地元の僧侶の読経にあわせて津波の犠牲者に黙とうを捧げる。防災を担当する自治会の役員は「地蔵の歴史を記した古文書を見て震えが止まらなかった。稲むらの火の逸話に匹敵する海南市の宝で、先人の教えを守り伝えなければ」と意義を語る。

【制作意図】
1854年の「稲むらの火」の故事からことし(2024年)で170年の節目を迎える。元日には能登半島地震が発生し、半年経ったいまも復興には課題が山積し、自治体も防災態勢の見直しを迫られている。和歌山県も過去に繰り返し大地震と津波による凄惨な被害を受けてきて、その記憶を様々な形で後世に伝承する動きがみられる。伝説を通じて防災の重要性を説く先人たちの教えを再認識し、世代を超えて未来へつなぐ姿勢を発信したい。

【制作後記】
この訓練を取材した堤圭一報道デスクは、和歌山県内で展開されている防災に関する取り組みを地道に取材し続けている。いわばライフワークで、和歌山放送が「現代の稲むらの火」として聴取者の命を守る存在となれるよう、能登半島地震と稲むらの火170年の重なるいま、全国に発信したいという思いを受けまとめた。海南市の呼び上げ地蔵以外にも、例えば和歌山県南部の田辺市沿岸にある神社の石段には、津波が到達した地点の碑が残されていたり、地元の小・中学校では児童と生徒が地震・津波防災を自ら学び研究発表を行う取り組みも定着するなど、地域教育の中に防災も組み込まれている。現在・過去・未来を問わず命を守る知恵を見いだして、地区の中で共有していく活動を、心から応援し、発信していきたいと改めて感じた。

2024年7月 1日 (月)

眩しき夏の夜の花~守り継がれる伝統の舞 鶴崎踊~

2024年7月8日~7月14日
大分放送 音声コンテンツ部 山下花恋

【番組概要】
大分県大分市鶴崎地区に古くから伝わる伝統舞踊『鶴崎踊』。優雅な音色に合わせた踊りの華やかさを見せようと県内外から観光客が訪れます。開催されるのは、毎年8月のお盆過ぎの土曜日と日曜日。その歴史は戦国時代から始まっており、大正13年、歴史ある鶴崎踊を地元で大切に守っていこうと、「鶴崎おどり保存会」が発足しました。昭和61年には、地域的特色のある優雅な振りを伝える踊りであるということから、国の選択無形民俗文化財となりました。そして今なお、踊り継がれています。
この伝統を後世にも語り継ぎたいと奮闘する、鶴崎おどり保存会16代目会長 安部泰史さんの思いを伝えます。

【制作意図】
鶴崎踊を守り継ぐ、「鶴崎おどり保存会」は今年で100年目を迎えます。保存会の活動は積極的に行われ続けており、市内のイベントはもとより、首都圏のイベントでも鶴崎踊を披露するなど、積極的に活動をし、踊りの魅力を伝えています。また後世にも残していこうと日々踊りや歌の練習を重ね、初心者講習も行いながら、子や孫たちの世代へ―。450年以上もの長い年月、踊り継がれ、愛される『鶴崎踊』を一人でも多くの人に知ってほしいと思い、今回制作に至りました。

【制作後記】
保存会が創設されて100年という節目に鶴崎踊へ関われたことをとても誇りに思います。鶴崎おどり保存会の方々の鶴崎踊に対する思いや、愛情を深く知ることができたとともに、守っていくべき大分県の財産であると改めて考えさせられました。これからの鶴崎踊に期待をするとともに、ぜひたくさんの人に現地へ行って、見てほしいと思います。

木だけで作られたアート 組手障子に込められたある職人さんの想い

2024年7月1日~7月7日
西日本放送 ラジオセンター 白井美由紀

【番組概要】
鎌倉時代に作られ始めたと言われる組手障子(くでしょうじ)
釘を一本も使うことなく、木と木を組み合わせて、様々な模様を作ります。隙間なく組み合わせるためには、0.1mmの誤差も許されません。「麻の葉」や「籠目(かごめ)」といった幾何学模様にはそれぞれ意味があり、人々の幸せを願う想いが込められています。香川県の伝統的工芸品である組手障子の職人である、丸生木工所(まるしょうもっこうしょ)の生島直樹さんは、その組手障子の技法を取り入れた体験を子どもたちにしてもらいたいと、出前授業などの活動に取り組んでいます。その組手障子に込められた生島さんの想いを取材しました。

【制作意図】
歴史ある組手障子。香川県だけのものではなく、他県では「組子」と呼ばれたりしています。「組手障子」としては、現在香川県の伝統的工芸品にも指定されていて、その美しさや細やかさには目を見張るものがあります。最近では海外からの注目も大きいそうで、組手障子の魅力を特に、国内のたくさんの人に知ってもらいたいと思い制作しました。生島さんの木への優しさ、人への優しさが伝わればと思います。

【制作後記】
私自身、子どもようの教材を体験させてもらって、最初、全然うまくいかないんです。。。そんなときに、生島さんから、まっすぐに組み合わせようとしても、うまくいかない・・・ならば斜めからの視点に変えてみる・・・それでもだめならひっくり返してたら?…ハッとしました。組手の作品作りの中に、、、なんだか人生の拓きかたを見たような気が。そんな私を見て優しく笑う生島さんの人柄に、ホッとした取材だったのです。

笠間焼~アートの街・笠間から伝統を未来へつなぐ~

2024年6月24日~6月30日
LuckyFM 編成事業部・アナウンス室 煙山 ゆう

【番組概要】
茨城県の伝統工芸品に、関東一の歴史を持つ「笠間焼」という焼き物があります。笠間焼づくりの体験ができる、「笠間工芸の丘」で、体験教室を担当している菅朱美さんに、笠間焼の歴史や、体験教室を通じて伝えたい思いについて、お話を伺いました。笠間焼ができるまでの工程と、体験教室の様子をお伝えします。笠間焼ができるまでには、2か月半~3か月と、長い時間がかかります。工程も複雑で、一つひとつの作業がとても繊細です。その過程で、沢山の人の手が加わり、一つひとつの作品が大切に作られています。そんな笠間焼ができるまでの道のりと、その魅力をお伝えします。

【制作意図】
県外出身の私が、初めて実際に触れた茨城の伝統工芸が、笠間焼でした。去年の秋、体験教室に参加し、自分の手で一から作品を作り上げる楽しさを肌で感じました。その魅力と奥深さを県外の方にも伝えたいと思い、今回、「笠間焼」をテーマに制作することに決めました。複雑で、個性豊かで、繊細な笠間焼。完成するまでには、たくさんの音が生まれます。一つの作品ができるまでに、ここまで多様な音を楽しめるという点も、ラジオでこそ伝えられる気づきだと思います。ぜひ、笠間焼ができるまでに生まれる「音」にも注目していただきたいです。

【制作後記】
まず、菅さんには、取材にあたってたくさんの音をご提案いただきました。体験教室の合間を縫って、音声の収録にご協力いただきました。日によって録れる音が違うことから、打合せを含め、3日にわたって現地に伺いましたが、そのたびに新しい音との出会いがありました。取材後に、菅さんが、「こうして音に注目してみると、笠間焼は、にぎやかな焼き物だと、初めて気付きました。」と、笑顔でお話してくださったことが、とても嬉しかったです!最後に、私自身、今でも、去年実際に作った笠間焼を愛用しています。葉っぱの形のお皿は、自分用に。ぐい吞みは、祖母へ誕生日プレゼントとして贈りました。思いを形にして残せる笠間焼、沢山の方に知ってもらえますように。

 

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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