2008年10月20日 (月)

見た目はチョットナンあり でも味は日本一

青森放送 ラジオ編成制作部 工藤 美緒子

今年6月、青森県のりんご畑の3分の1以上が霜とひょうの被害にあいました。被害額は80億円にのぼっています。

傷ついたりんごは、大きく実るものの商品価値はぐっとさがります。商品価値は下がるけれども、せっかく実ったりんごがかわいそう…と、りんご農家は懸命に手をかけ収穫の秋までこぎつけました。

りんごの実ができるまでを紹介しながら、自然災害と戦うりんご農家の心情を取材しました。

見かけはちょっとナンありのりんごも、皮をむけば中身は日本一の青森りんごです。これから全国の店頭に並ぶ、霜・ひょう被害りんごのおいしさが少しでも番組から伝わってくれれば…と思い制作しました。

2008年10月13日 (月)

歌声列車が行く!

東海ラジオ放送 制作部制作課 森川 美穂

2008年7月から、岐阜県の樽見鉄道を走り始めた歌声列車。列車を走らせるのも、演奏をするのも、全て樽見鉄道の社員の方。手作りなんです。

今回私は、9月24日の歌声列車に乗り、取材をさせていただきましたが、ビックリしたのが、お客さんの熱気。当日配られた歌集を見てワクワクする姿や田中社長が演奏するアコーディオンにのせて歌う姿は本当に楽しそう。

電車が揺れるのもおかまいなしに立ち上がって歌う方もいるほどで、見ているこちらも一緒に歌いたくなるほどでした。

大垣ー樽見間の1時間が、あっという間に感じるほど、楽しいひとときを過ごさせていただきました。

2008年9月15日 (月)

20才の鵜匠デビューの夏

中国放送 ラジオ制作部 井上 英司

鵜飼は広島県の北部にある三次市の夏の風物です。400年以上の歴史があります。20才の青年が、この夏、鵜を操る鵜匠としてデビューしました。角濱義郎さんです。

鵜匠の世界は世襲制。角濱さんは祖父の八郎さんの指導の下、修行を続けています。わかさと経験不足で失敗も多い義郎さん。それを厳しくも暖かく見守る八郎さん。

戸惑いながらも、鵜との格闘を続けた新人鵜匠の夏を追いました。

2008年9月 8日 (月)

ちゃわんむしのうた

南日本放送 ラジオ制作部 七枝 大典

鹿児島に住む者なら、誰もが一度は唄ったり、耳にしたことがある「ちゃわんむしのうた」。

しかし、誰が、いつ、何のために作った「うた」なのか、その由来までを知っている人はほとんどいません。

ルーツを探すと同時に「方言の大切さ」を学んだ番組制作でした。
方言、万歳!

2008年9月 1日 (月)

京都アンビエントミュージック

京都放送 編成制作局制作部 田中 雅子

「音で京都の街をデザインする?」どういうこっちゃ、から始まった今回の取材です。

建物や街をデザインするといったら視覚的なものをイメージしがちですが、目や感覚、五感でデザインしていく。取材を勧めながら、五感でデザインすることは、新しい試みではなく京都では昔からされてきていたことに気付きます。

竜安寺の石庭をはじめ京都には五感で空間を楽しむ場所が数多くあります。昔の人は「すごかったなぁ」と思う反面、今後「音で京都の街がもっとデザインされていけ」ば街は立体的に広がっていく。

ラジオという音声メディアも今よりきっとおもしろく京都の中に入っていけるのでは?と楽しみに期待を込めて制作しました。(ちなみに本編で流れているBGM(環境音)はすべて小松正史先生の作曲です。

2008年8月25日 (月)

白球を追いかける少女たち~東京都学童女子選抜軟式野球交流大会~

文化放送 編成局制作部 門司 香菜子

今年で4回目を迎えた「東京都学童女子選抜軟式野球交流大会」は東京中日新聞社主催で、都内の学童野球(俗に言う少年野球)のチームでプレーする女子選手たちを集めて行われています。

野球人気が低迷するなか、女子の競技人口は着実に増加していると言われており、この大会もそれに比例するかのように年を重ねるごと、規模が大きくなっています。

しかし女子野球そのものの知名度はまだまだ低く、思うように野球を続けられない女子選手がいるのも事実です。この大会を取り上げることによって、その知名度が少しでも向上し、野球そのものの発展につながればと思い、今回の番組を企画しました。

またこの大会の取材を通して、とても印象的だったのは「会話」です。選手たちが、家族はもちろん、その他の大人たちと積極的に会話しているのを見て、とてもすがすがしい気持ちになりました。

身勝手で陰惨な事件が目立つ近ごろですが、こうした心の交流の存在も伝えられたらと思います。

2008年8月18日 (月)

カエル鳴いたか

高知放送 ラジオセンター 手島 伸樹

高知県に棲息するカエルを研究している谷地森秀二さん、元々はタヌキを研究していたが、エサのカエルに興味を持ち生息環境を調査する。

田んぼに来るカエルの鳴き声を収録、CDに収める。また、休耕田を借り受け、水を張り、産卵場所を整備している。

今年は「国際カエル年」。世界中で様々な活動が行われている。人間のすぐ側にいる両生類、カエルを通して、環境に目を向ける人を増やしたいという谷地森さんの活動を紹介する。

2008年8月11日 (月)

九州を元気にするばい リングの上から熱きエールを

RKB毎日放送 ラジオ制作部 村上 雪絵

福岡県出身の筑前りょう太さん、35歳。1997年から4年間、メキシコへ渡り修行、帰国後は、千葉を拠点とする団体でプロレスラーとして活躍していました。

「自分を育ててくれた九州を元気にしたい」。ずっと心にあったその想いを叶えるため、福岡へ戻り、今年2008年「九州プロレス」を立ち上げました。

博多にわか面がトレードマークの筑前選手、阿蘇山選手に中洲選手と九州色あふれるレスラーたち。最近は、K-1やプライドに押され気味のプロレス。

しかし、戦後の日本の復興にも一役かったほどのパワーを持つこのプロレスを通して、みんなを元気にしたいと力強く語る筑前さん、そして九州プロレスの出発を伝えます。

2008年8月 4日 (月)

昭和2年にアメリカから西予市に贈られてきた青い目の人形

南海放送 ラジオセンター 平田 瑛子

今から80年以上前にアメリカから日本に12,739体の“青い目の人形”が贈られました。

平和の架け橋として私たちが住む、愛媛県にも214体の人形が贈られ、子供たちは大喜びで迎えました。しかし、戦争が始まり“青い目の人形”は敵国のスパイとされ処分されてしまいます。

日本中のほとんどの人形が処分された中、この愛媛県には5体の人形が残りました。しかも、その内の3体は西予市という小さな町にあります。先月、その人形を取り上げたミュージカルを西予市で行いました。

劇団員と一緒に西予市民も出演し、地元の人々はこの人形が“西予市の宝物である”ということを再認識しました。当時人形を受け取った方や人形を大切に保管している小学校の子どもたちに話を聞き、ミュージカルの様子を交えて制作しました。

2008年7月28日 (月)

平成の名水百選! いたち川と地蔵さんの霊水

北日本放送 制作局制作部 佐藤 栄治

平成の名水百選に選ばれた富山市中心部を流れる、「いたち川」そのほとりにケヤキ作りの立派なお堂がある。

このお堂は、富山市石倉町にある延命地蔵尊で、今から150年前の越中安政の大地震の時、いたち川の上流にあたる立山カルデラの大崩壊をきっかけに2度の大規模な土石災害に見舞われ、その犠牲者を弔うために建立されたのです。

お堂の中には高さ1メートルほどのお地蔵さん延命厄除け地蔵尊が安置されています。このお地蔵さんは、いたち川の氾濫により流行り病が蔓延した江戸時代、いたち川の底から引き上げられたお地蔵さんだという。

人々は川底から引き上げられたお地蔵さんを供養すると、人々の病が回復したという言い伝えがあります。それ以来、「御利益のあるお地蔵さま」として多くの人が訪れ、万病に効くと信じられている延命地蔵の湧き水を汲みに訪れ、街中にある憩いの場となっています。

また地域のお店でこの水を使った様々な商品が開発されています。そのうちの一つ和菓子のお店、鈴木亭でもこの延命地蔵尊の水を使った饅頭や羊羹など季節のお菓子を作っています。地域を愛する職人の地元の名水に込められた想いを紹介したす。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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