聴いたことはないけど懐かしい~太陽が奏でる音~
2017年3月27日~2017年4月2日放送
信越放送 編成制作部 中嶋直哉
【番組概要】
耳にすれば、心が落ち着く、わくわくする、聴く人によって感じる音色様々な「オルゴール」。長野県東部の小さな町にぽつんとたたずむ小海町高原美術館には、太陽の力で音色を奏でる「そらごーる」というものがあります。館長でオルゴール技師の名取淳一さんが制作しました。オルゴールと自然をかけあわせて、本来音を発しないものを音にのせて、表現したものです。オルゴールから流れてくる生演奏は、聴く人をタイムスリップさせてくれます。懐かしいようで、新鮮な音をお聴きください。
【制作意図】
わたしたちが日常つかっているオーディオ機器の先祖「オルゴール」。箱を開ければ機械仕掛けになっていますが、流れてくる音は生の音です。オルゴールが演奏する音を聴くのではなく、感じていただければ幸いです。
【制作後記】
まず・・・オルゴールの話をする館長の名取さんの目にやられましたが。「わくわく」が伝わりすぎて、何度も目をそらしたのはたぶん名取さんにも気づかれたはず。オルゴールの音色を聴いて、私の頭の中にこどものころの思い出がよみがえってきたときに、名取さんの「わくわく」を少し共有できた気がしました。オルゴール、久しぶりに生で聴きましたが、少し感情がざわつきました。聴いてください、オルゴール。「たまにでいいんです」って名取さんもおっしゃっていましたよ。