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2005年1月

2005年1月31日 (月)

炭との対話60年。熊野古道沿いで備長炭を焼く

和歌山放送 制作部 土橋 進

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つ、海辺を巡る「大辺路」が日置川を横切るあたりに「紀州備長炭研究所」がある。和歌山県西牟妻郡日置川町の研究所で今も「世界一の備長炭」を焼く玉井又次さん(78才)を訪ねる。

玉井さんの弟子たちは紀州を始め、アジア各国で活躍中。紀州備長炭指導製炭士として後継の指導にあたる玉井さんに「炭焼きさん」の苦労と楽しみを聞く。

2005年1月24日 (月)

白鳥がくれたもの~白鳥おじさん奮闘記~

ラジオ福島 制作部 深野 健司

福島市のあぶくま親水公園には毎年たくさんの白鳥が舞い降ります。

その白鳥の世話をしているのが白鳥おじさんこと八木博さんです。
番組では八木さんの白鳥との生活ぶりや白鳥への思い、親水公園での人間模様を紹介して、白鳥が私たち人間に与えてくれる何かを探ります。

2005年1月17日 (月)

大好きな画に囲まれて…現役高校生ただいま奮闘中!!

四国放送 ラジオ制作部 佐野 美香

徳島県と兵庫県の淡路島を結ぶ大鳴門橋。

この橋がよく見える徳島県鳴門市鳴門町に大塚国際美術館があります。ここでは、古代壁画から西洋名画およそ1000点が、2000年以上にわたって、そのままの色と姿で残ると言われている陶板によって、オリジナル作品と同じ大きさで再現されています。

そして、この美術館で、2004年8月から、絵画などの説明を無償で行うボランティアガイドとして活躍しているのが、香川めぐみさん16歳。実は、香川さんは、徳島工業高校に通う現役の高校生でもあるんです。

香川さんは小さいときから絵が大好きで、ボランティアガイド募集の新聞記事をお母さんが見つけたのがきっかけで、この仕事にチャレンジすることになりました。

絵の前に立って解説をする香川さんは、高校生と思えないほど、しっかりとした口調でユーモアを交えながら、お客様を楽しませています。そんな香川さんをご紹介します。

2005年1月10日 (月)

めざせ 港の花形

福井放送 ラジオセンター 谷戸 礼子

鉛色の空、吹き付ける冷たい北風、荒れる海。日本海に面する福井県越前町は厳しい季節を迎えている。しかし、越前ガニ漁が解禁になると町は一気に活気付き、越前ガニ一色につつまれる。

越前町は福井県一のカニの水揚げ量を誇る港町である。この港町に生まれ育った一人の青年が、今、カニの競り人を目指し修行をしている。

清水高幸君、22歳。「魚が大好きで、魚に携わる仕事に就きたい。」と地元の漁業共同組合に就職を決めた。

先輩の手伝いをしながら仕事を続けているうちに、「この世界に入ったら一番の花形はやっぱり競り人」と強く思うようになり、成人式が終わったその日に競り人を目指す決心をした。

今はまだ、競りの準備に事務処理、配達、競り人の横で価格を記録する帳面つけなどに追われ、市場で競り人としての声を出すことはありませんが、夢に向かって一つ一つ力を付けていこうとしています。


越前ガニのシーズンを迎え活気づく福井県越前町に、カニの競り人を目指す地元の若者を追った。

2005年1月 3日 (月)

諏訪湖のコハクチョウとカメラマン

信越放送 ラジオ局制作部 中島 信子

2005年は酉年、それにちなんで白鳥の話題を取材しました。

諏訪湖畔に在住の西村久司さん(44歳)は日本でも珍しい、コハクチョウの個体識別調査のための撮影をしているカメラマンです。 

コハクチョウが諏訪湖に飛来して31年目。一羽一羽に名前を付け、見分けることが出来るそうです。愛着もわき、別れのときはその分つらいとか。

撮影の苦労やコハクチョウの魅力について語ります。(とてもシャイな方で取材をOKしてもらうのが大変でした。)

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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