童謡に限りない夢を託して
熊本放送 ラジオ局 原武 博之
童謡を歌い続けて30数年。歌手、大庭照子さんは「スクールコンサート」を通して童謡・唱歌の持つパワーを痛感しました。そして、童謡は、子どものためだけでなく高齢者や、障害を持つ人たちに「生きる活力」を与えることに気づきました。
RKK熊本放送のロビーでは、大庭照子さんが館長をしている日本国際童謡館の協力で、毎月1回「RKKランチタイム童謡コンサート」を開催しています。2001年10月から数えて、今年6月で18回を数えます。
およそ120席の会場は毎回満席となりデイサーイスのお年寄りも今はすっかりご常連。そして今年3月「大庭照子と行く童謡ツアー」が企画され、一行35人は、ホノルルの老人ホームを訪問したり、日系人の人たちとの童謡コンサートでの交流を行いました。
10年を迎える「日本国際童謡館」大庭さんの夢は限りなく膨らんでいきます。