遊覧船にかける夢
長崎放送 放送制作部 三輪 准子
長崎県の九十九島を巡る遊覧船「パールクイーン」の船長を目指す赤石茂美さん(25歳)が、先輩の船長から訓練を受け、一人立ちするまでを取材したものです。
小さい頃から海が大好きな赤石さんの夢は、船乗りになることでした。そして中学卒業後は、山口県の「国立大島商船」に進学し、女性では数少ない「3級海技士」の免許を取得しました。
九十九島は、佐世保港から平戸瀬戸まで連なっており、島の密度は日本一といわれています。真近で九十九島を見ることができる遊覧コースは、操船する船長にとっては、岩場と浅瀬に注意しながらの航行となり、とても難しい所です。
その遊覧船「パールクィ-ン」に初めての女性船長が誕生するということで、地元では話題になっています。