2021年7月30日 (金)

銀行マン わさびを作る! ~農業法人バンカーズファーム~

2021年8月9日~2021年8月15日放送 
山口放送 ラジオ制作部 奥田貴弘

【番組概要】
山口県と島根県の県境に位置する岩国市錦町の向峠(むかたお)地区は、中国山地の中腹に位置する、人口90人ほどの小さな集落です。この周辺は昔からワサビ作りが盛んで、かつては西日本でも有数のワサビの産地でしたが、担い手不足や気候変動などによる産地の縮小で、忘れ去られようとしていました。そんな向峠地区のワサビに着目し、農業を通じて地域価値の向上させようと、3人の銀行員が、昨年この地に移住し、ワサビ作りに挑んでいます。会社の名前は(株)バンカーズファーム。農業未経験の3人が試行錯誤をしながら、地域農業の豊かな未来にむけて奮闘する姿をお送りいたします。

【制作意図】
銀行員が山里に移住して農業をするという話を聞き、最初にインタビューしたのは引越しの前日でした。なぜ銀行員がワサビをつくるのか。そしてなぜワサビなのか?実際に産地に移住し、自ら農作業をすることで、様々な問題を地域の人達と共有しながら、銀行員の持つノウハウやネットワークを使い、地域の農業をふたたび盛り上げようという試みを応援していきたいと制作しました。

【制作後記】
ワサビ作りと聞いて、水田で作る沢わさびを想像していましたが、バンカーズファームで作っているのはハウスでつくる畑ワサビ。畑ワサビの栽培の歴史はまだ浅く、地元の農家の方々も試行錯誤を繰り返しながらのワサビ作りです。まもなく商品化第一号の花ワサビの醤油漬けがネット販売される予定で、これからも様々な商品が発表される予定です。山口の名産品の中にバンカーズファームのワサビが名を連ねる日が楽しみです。

寺子屋で照らし合い~集まるお寺 龍津寺~

2021年8月2日~2021年8月8日放送 
静岡放送 ラジオ局 編成制作部 柳澤亜弓

【番組概要】
「人とのつながりを世代で輪切りにするのではなく、せっかく同じ町に住んでいるのだから世代を越えてつながっていきたい」という龍津寺(静岡市清水区小島)の住職 勝野秀敏さんの想いから「土曜こども寺子屋」は開かれています。土曜日の朝、地元の小島小学校のこどもたちと、“先生”として大学生や地元の方たちが龍津寺にやってきます。その数総勢50人以上!こどもたちは思いっきり先生に甘え、おんぶや抱っこをしてもらったり、一緒におにごっこをしたり、時にはちょっとわがままを言ってみたり。広い本堂や縁側、境内で自由に過ごします。来たこどもや先生が口々に言うのは、「寺子屋に来るのが本当に楽しい。」「また来たい。」そしてみんな、次の土曜日も必ずまた来て、帰るのが名残惜しくなるくらい、居心地のいい時間を過ごしています。10年以上続いている「土曜こども寺子屋」がみんなにとってどんな場所なのか、こどもたちと先生の交流の様子やお寺に響くげんきな笑い声を通して描きたいと思い、密着しました。

【制作意図】
コロナ渦によって、会いたい人と思うように会えなくなり、コミュニケーションが難しくなりました。また、インターネットやSNSの普及などで人間関係が希薄になり、たとえばご近所づきあいも少なくなってきています。こうした中、土曜こども寺子屋では参加する人たちが心を深く通わせています。寺子屋のときに勝野さんが大切にしているのは、「自分は自分のままでいいんだ」と訪れる一人一人が感じてもらえるようにすること」。だから勝野さんはひとりひとりを受けとめ、いつも見ているよ、というあたたかいまなざしを送っています。50人以上が集まりますが、誰一人として取り残されることがありません。ほかではなかなか言えないわがままが言えたり、素直に甘えたり、自分をだせるのは、受けとめてくれるひとがたくさんいる寺子屋だからこそ。こどもや先生たちの声から感じてもらえたらうれしいです。

【制作後記】
4月から毎回、土曜こども寺子屋に通い、すっかり土曜日が楽しみになっている自分がいました。開催されない土曜日はちょっとさみしい、と思ってしまうくらい。自主勉強をした後にお寺の本堂や境内で自由に遊ぶ、という内容は毎回同じなのですが、毎回ちがうドラマが生まれました。上級生のお兄さんお姉さんは小さい学年の子たちを気遣い、よく面倒をみています。転んでしまった子がいると、みんなが「大丈夫?!」と助けに集まります。その中に小さい子もいて、助け合ったりすることが自然に身についているんだなぁと感動しました。最初はマイクを持って訪れるわたしのことをちょっと警戒していたこどもたちも、回を重ねるごとに慣れてくれ、甘えてくれるようになり、わたしの心はこどもたちにメロメロに。大学生の“先生”たちはわたしが寺子屋になじめるようにさりげなく仲間に招きいれてくれました。寺子屋に行った翌日は特になんだか優しい気持ちに。人と人が関わるってすてきなことーー、と教えてくれた勝野さんをはじめ、寺子屋で出会ったすべての方に感謝のきもちでいっぱいです。

3代目の挑戦 完全放牧を目指して

2021年7月26日~2021年8月1日放送 
中国放送 RCCフロンティア制作部ラジオGr 村山太一

【番組概要】
広島市内から西に車で45分程度の場所にある佐伯区湯来町。その湯来町に、今年で創業70年をむかえた牧場、久保アグリファームがある。久保アグリファームを運営する、「砂谷」の副社長、久保宏輔さんは、5年前、地元へと戻り、牧場経営をはじめた。久保宏輔さんは、ある計画を立てていた。
日本の酪農の主流である「舎飼い」をやめ、放牧酪農を目指すという。なぜ、放牧酪農なのか、久保宏輔さんの胸の内を聞いた。


【制作意図】
久保宏輔さんは、英で60年以上の歴史がある奨学金制度「ナフィールド国際農業奨学金制度」に選ばれた。久保さんは、放牧酪農の実現を目指すとあった。以前は、放牧が当たり前だったのに、どうして移行が難しいのか。どういった障壁があるのか、疑問に思った。

【制作後記】
放牧に移行すれば、本来、1ヘクタールの土地に、牛は一頭しか飼えないという。久保アグリファームの敷地面積は35ヘクタール。全部で35頭しか飼えない。現在、久保アグリファームは120頭を飼っているので、3分の1以下になる。1頭あたりの乳量も減る。経営者として見れば、気の遠くなるような現実だろう。それでも、久保さんは農の価値を高めて、消費者と牧場の価値を共有したいと語った。
牛の体調管理に、AI技術やドローンが使えることで時代も味方しているそうだ。地域活性化、循環型社会、アニマルウェルフェア。近年の課題は、意外にもシンプルに解決できるかもしれないと思った。

2021年7月13日 (火)

朝に咲かせる花かつお~4代目とカンナの響き~

2021年7月19日~2021年7月25日放送 
熊本放送 ラジオ制作部 上妻卓実

【番組概要】
熊本城築城当時から商人・職人の町として栄えた熊本市の新町・古町エリア。老舗が残るこの地区で100年以上鰹節を削り続けているのが「松魚村平」。こだわりは、削り立てのみを販売することです。日本料理で、出し汁、香りづけ、盛り付け、さらには舌触りに至るまで、食べた人の印象に幅広く影響を及ぼす、まさに料理の要。鰹節は削ったその瞬間から酸化が始まり、味、香り、色が徐々に劣化します。乾物の中では珍しい、鮮度が命の食材です。商売の主流は大量生産と効率化へと進む中、今もなお、早朝から節を削り、飲食店へ配達。番組では、削り置きは絶対にしない、そんな断固とした決意を持ち続けながら伝統を受け継ぐ「松魚村平」と4代目店主の嶋村誠二郎さんの人柄に迫りました。

【制作意図】
鰹節を削るといえば、「シュッシュ」というカンナの上を滑らせる音を想像するのが一般的ではないでしょうか。しかし、松魚村平では代々、専用の機械で節を削ってきました。削られた花かつおは驚くほど薄く、鮮やかな桜色です。しかし、夜になると機械的な音とはまた別の音が響きます。それは、4代目が機械の細かい調整をするために刃を叩く音。手の感触を頼りに繰り返される音からは職人としての気概と看板を背負う責任を感じます。料理を味わう人を笑顔にしたい。4代目が夜な夜な一人でカンナに向き合い、先代から受け継いだ業はこれから先も多くの笑顔を咲かせてくれるでしょう。

【制作後記】
カンナには14枚の刃がついていて、一つ一つ手作業でズレを治していきます。根気のいる作業です。実は、作業の前に「これば全部手入れするとなると、たいぎゃ時間かかるけん、まず数枚やってみようかね」と一言。しかし、いざ収録が始まると「1番・・・7番・・・よし!これで14枚!」気づけば止まることなくカンナを叩く誠二郎さん。真剣な表情の中にも、どこか柔らかみのある眼差しがカンナに向けられます。伝統を守り、受け継ぐ職人の気質、人柄を感じてもらえたら嬉しいです。

十和田湖で熱くなれ!

2021年7月12日~2021年7月18日放送 
青森放送 制作局ラジオ制作部 工藤 凪紗

【番組概要】
青森県と秋田県の県境にある、十和田湖。周辺には奥入瀬渓流や八甲田の山々があり、夏は山歩きやサイクリングをする方でにぎわいます。新緑と流れる水の風景は涼しげな風景で夏にぴったり。そんな避暑地としても人気な十和田湖に、実はアツくなれるものがあるんです!私たちはそのアツくなれるものを求め、十和田湖の東側にある宇樽部キャンプ場の奥に向かいました。たどり着いたのは木で出来た緑屋根の小屋…?中に入ってみるとなんとそこはサウナでした!迎え入れてくれたのは「十和田サウナ」を運営している樋口陽介さん。熱~いサウナと、十和田湖の魅力を音でお届けいたします。

【制作意図】
最近、老若男女問わずブームになっている「サウナ」。特に、「ととのう」という感覚はなかなか言語化できない心地よさですよね。リスナーの皆さんが十和田湖の心地いい波の音や、鳥の声を聞いてラジオの前で「ととのう」ことが出来たら幸いです。また、「十和田サウナ」は全国でも珍しい、国立公園内にあるサウナなんです。青森県の、十和田湖の新たな風物詩になるのではないかと思い、今回制作いたしました。

【制作後記】
十和田湖には現在、キャンプ経営やカヌーのインストラクター、ネイチャーツアーなどをしている移住者の方たちが10人ほどいます。樋口さんも出身は兵庫県。仕事の転勤がきっかけで初めて十和田湖に訪れました。そこで出会った移住者との交流を通じて樋口さんに芽生えたのは「ここにあるありのままの自然を体験するためのお手伝いがしたい」という思いでした。その思いから移住者と一緒に立ち上げたのが「十和田サウナ」です。実際に取材するとサウナだけではなく、普段使う道具や作業着まで青森県の物を使用しており、樋口さんのこだわりを感じました。この放送を通じて青森県の自然の魅力と樋口さんの熱い思いが伝われば嬉しいです。そしてコロナウイルスが落ち着いたらぜひ青森に遊びに来てください!

2021年6月29日 (火)

まち歩きの達人が行く!~東川隆太郎と巡る出水麓~

2021年7月5日~2021年7月11日放送 
南日本放送 ネットワーク局ラジオ部 立和名梨絵

【番組概要】
鹿児島の知られざる史跡や、地元の人でも知らないようなディープなスポットなどを津々浦々にまち歩きをして、まるでその時代に生きていたかのようにぺらぺらと語るかごしま探検の会の東川隆太郎さん。地元の人たちからは、“まち歩きの達人”と呼ばれています。これまで、ガイドや講演を通じて地域の魅力を伝える活動を20年にわたって続けてきた東川さん。コロナ禍で旅行ができないご時世において、少しでも鹿児島の魅力を知っていらだこうと、番組では、東川さんならではのゆる~いガイドで、史跡や名所の魅力をのんびり語っていただいています。今回は、鹿児島県北西部、熊本県との県境に位置する出水市のほぼ中央にある出水麓(いずみふもと)を巡ります。
出水麓は、武家屋敷群と丸石を積んだ石垣、高い垣根に挟まれた通りで構成される薩摩藩の防衛拠点としていた地区です。出水麓武家屋敷群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、令和元年5月には、日本遺産の構成文化財の一つにも認定されました。さらには、全国でも珍しい黒毛和牛が引く「いずみ観光牛車(ぎっしゃ)」があり、放送は超凝縮バージョンの牛車観光となっていますが、実際は、時速2.6キロで出水麓を一周25分かけてまわることができます。リスナーの皆さんも牛車に乗った気分で、のんびりと出水麓を巡る様子を東川さんの軽妙なトークとともにお楽しみください。

【制作意図】
毎年冬になると1万羽を超えるツルが渡来することで知られる鹿児島県出水市。“ツルの町出水”というイメージが強いですが、実は、薩摩藩最大の武家屋敷群が残る町でもあります。そんな出水麓武家屋敷群に、人でもない、馬でもない、牛(黒毛和牛)が引く車「出水観光牛車」があるということを知り、取材を始めました。コロナ禍で旅行が制限される中、少しでも出水を知ってもらえたら・・・、出水麓に来たような気分を味わっていただけたら・・・、そんな地元の方々の思いを、鹿児島の魅力を20年にわたって伝え続けている“まち歩きの達人”東川隆太郎さんのディープな語りにのせてお届けできたらと制作しました。

【制作後記】
コロナ禍で、牛車の運行もストップ。武家屋敷群の観光も制限される状況が続き、取材できたのは、6月に入ってからでした。梅雨の時期とも重なり、天気予報ともにらめっこでしたが、なんとか牛車に乗ることができました。久しぶりの運行ということで、牛のちはるちゃんも少々興奮気味。穏やかな性格で、あまり鳴くことのないちはるちゃんですが、この日は息の上がる様子を少しだけ見ることができました。コロナウイルスの影響で、運行も1回限り。音で表現することが難しい出水麓の史跡やお客さんがほとんどいない牛車観光の様子をどのようにして描くか大変苦労しましたが、東川隆太郎さんの語りで、一味違った録音風物誌に仕上がりました。コロナウイルスが収束したら、観光牛車に是非乗車していただきたいです。

一粒入魂!金平糖にかける思い~辛気臭いの先に~

2021年6月24日~2021年6月30日放送 
京都放送 ラジオ編成制作局 制作部 大坪右弥

【番組概要】
京都は百万遍にある「緑寿庵清水」は、日本で唯一の金平糖専門店です。小さくて、綺麗で、可愛くて、美味しい。そんな金平糖は出来上がるのに16日~20日を要します。また、天気や湿度によって結晶具合が変化し、金平糖の出来に影響を与えるため、辛気臭いお菓子と言われています。この辛気臭さと25年以上向き合っているのが、五代目清水泰博さん。五代目は、窯の上を流れる金平糖の微妙な音の違いを聞き分け、愛情を込めて金平糖を仕上げていきます。お客様が美味しいと思うものを、そして、自分が本当に美味しいと思う金平糖を作り上げる覚悟と様子に迫りました。

【制作意図】
1874年から変わらない製法で作り続けられてきた金平糖は、作る側も食べる側も耳で楽しむことのできるお菓子です。金平糖が作られる様子とその一粒に込められた五代目の思いを感じながら、聞き終わったら一粒食べたくなる。そんな気持ちになってもらえるよう制作しました。

【制作後記】
五代目の金平糖に対する情熱は、辛気臭いの先にある「お客様の笑顔」と「まだ見ぬ金平糖との出会い」が根源にあるのではないかと思います。五代目がお客様に美味しい金平糖を届けたいと思うように、この金平糖を食べた人たちは、他の誰かにこの金平糖を贈りたいと思わせてしまうような不思議な力と愛が込められたお菓子だと思いました。また、金平糖が窯を流れ落ちる音、五代目がコテを入れるリズムは聞いていて非常に心地よく、174年もの間、受け継がれてきた職人技が随所に感じられました。


2021年6月 3日 (木)

タイプライター ~古きよきものを残すために~

2021年6月21日~2021年6月27日放送 
文化放送 制作部 森 亮介

【番組概要】
東京、神田にある「ひかり事務機」は日本でも珍しいタイプライターの修理を請け負っている会社です。創業から50年以上、現在にいたるまで全国から修理の依頼が来るというこの会社で働く人たちにお話しを伺いました。タイプライターがどのように使われてきたのか、現代においてどのような人が使っているのか、修理の方法など伺う中で「古きよきもの」が現代、未来にわたって残っていく理由が解ります。併せて修理作業の音があります。これはひかり事務機で創業当初から修理に携わっている職人 磯貝 隆さん73歳が手作業でタイプライターを分解し、一つ一つの部品の状態を精査、その後再度組み立てている様子です。一聴すると地味な音かもしれませんが、そこには職人の技術が宿っています。

【制作意図】
今では使われなくなってしまったもの、忘れ去られえていくかもしれない文化や道具に焦点を当てたい、加えて「ものが1から組みあがっていく音」と「組みあがったものが鳴らす音」を録りたいと思ったのがきっかけです。様々なものが機械化、自動化していく中で、100年以上前の手動式タイプライターの味のある音、それを今でも必要としている人がいること、そしてその人たちの為、タイプライターを後世に残していくために情熱を燃やす人の想いを感じていただけたらと思います。

【制作後記】
取材先は大都会の中の小さな町工場のような場所でした。そこで朝から晩まで黙々とタイプライターの修理を行う姿は見ているだけで息が詰まりそうになりました。磯貝さんは「神田や秋葉原のあたりには昔はもっと文房具屋などがあり、タイプライターの修理を行うお店も多かった」と、時代とともに変わっていく町の様子についてしみじみと話す姿も印象的でした。また、取締役の福永 成一さんの話す「タイプライターが終わるとき(なくなるとき)」については、納得したのと同時に「終わり」を知りながらも続けていくことの切なさのようなものを感じました。

青空に届け、エール。

2021年6月14日~2021年6月20日放送 
東北放送 ラジオ制作部 小野寺穂実

【番組概要】
青空応援団は2013年に、団長の平了さんを含め5人の団員で結成されました。現在では全国各地に、応援団の経験を問わず80人近くの団員が所属する社会人応援団です。身近な人への応援からイベントでのパフォーマンスまで、様々な場面で、世界中の人々へエールを送り続けてきました。新型コロナウイルスの影響で、対面での応援ができなくなってしまった今でも、動画を通じてエールを送り続けています。応援を通して届けたい思い・目指す姿を、迫力あるエールとともに描きました。

【制作意図】
人間はひとりでは頑張れないけれど、誰かに応援してもらうためには、普段から自分も誰かを応援しなければいけない。そう気づき、先頭に立ち、力強く応援を続ける青空応援団の熱い思いを伝えたいです。この放送を聞き、身近な人への応援が連鎖し、明るい未来へと繋がってほしいと思います。新型コロナウイルスの影響で、世界中が落ち込んでしまっている現代へのエールの意味も込めました。"青空"のように壮大で清々しい彼らのエールを受け取ってほしいです。

【制作後記】
私自身、大学で応援団に所属していました。そこでは、当たり前ですが自らの大学の学生を応援します。一方、青空応援団で応援をするのは、依頼があった人たち。考え方が異なる人も、苦手なタイプの人も、全力で応援しなければいけません。応援の内容も、身近な人へのエールから、人生の節目におけるものまで。応援を通じて互いに頑張りを認め合い、自分らしく生きることの大切さを改めて知ることができました。

名水をたずねて~霊峰大山の恵み

2021年6月7日~2021年6月13日放送 
山陰放送 編成制作局制作部 桑本充悦

【番組概要】
鳥取県西部にある、中国地方の最高峰、霊峰大山。古くからその恵みの1つである「水」は、人々の生活を潤してきました。今回、2つの「名水」をたずねました。

【制作意図】
普段、そこにあるからこそ、地元では気づかないこともあります。私自身、改めて「名水」を取材することで、その存在の意義を見つめなおしたかったこと。そして、全国の方々に、大山(だいせん)を少しでも知っていただき、いずれ訪れていただくきっかけになればと制作しました。

【制作後記】
水にも、いろいろな表情があるということが、音だけで伝わればという思いで制作しました。実際、収録したものを編集していると、流れる量や勢いによって、音も違うものだなと思った次第です。それが、少しでも伝われば幸いです。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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