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2024年7月 1日 (月)

笠間焼~アートの街・笠間から伝統を未来へつなぐ~

2024年6月24日~6月30日
LuckyFM 編成事業部・アナウンス室 煙山 ゆう

【番組概要】
茨城県の伝統工芸品に、関東一の歴史を持つ「笠間焼」という焼き物があります。笠間焼づくりの体験ができる、「笠間工芸の丘」で、体験教室を担当している菅朱美さんに、笠間焼の歴史や、体験教室を通じて伝えたい思いについて、お話を伺いました。笠間焼ができるまでの工程と、体験教室の様子をお伝えします。笠間焼ができるまでには、2か月半~3か月と、長い時間がかかります。工程も複雑で、一つひとつの作業がとても繊細です。その過程で、沢山の人の手が加わり、一つひとつの作品が大切に作られています。そんな笠間焼ができるまでの道のりと、その魅力をお伝えします。

【制作意図】
県外出身の私が、初めて実際に触れた茨城の伝統工芸が、笠間焼でした。去年の秋、体験教室に参加し、自分の手で一から作品を作り上げる楽しさを肌で感じました。その魅力と奥深さを県外の方にも伝えたいと思い、今回、「笠間焼」をテーマに制作することに決めました。複雑で、個性豊かで、繊細な笠間焼。完成するまでには、たくさんの音が生まれます。一つの作品ができるまでに、ここまで多様な音を楽しめるという点も、ラジオでこそ伝えられる気づきだと思います。ぜひ、笠間焼ができるまでに生まれる「音」にも注目していただきたいです。

【制作後記】
まず、菅さんには、取材にあたってたくさんの音をご提案いただきました。体験教室の合間を縫って、音声の収録にご協力いただきました。日によって録れる音が違うことから、打合せを含め、3日にわたって現地に伺いましたが、そのたびに新しい音との出会いがありました。取材後に、菅さんが、「こうして音に注目してみると、笠間焼は、にぎやかな焼き物だと、初めて気付きました。」と、笑顔でお話してくださったことが、とても嬉しかったです!最後に、私自身、今でも、去年実際に作った笠間焼を愛用しています。葉っぱの形のお皿は、自分用に。ぐい吞みは、祖母へ誕生日プレゼントとして贈りました。思いを形にして残せる笠間焼、沢山の方に知ってもらえますように。

 

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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