プールの思い出は静岡おでんとともに
2018年8月27日~2018年9月2日放送
静岡放送 ラジオ局編成部 鈴木保
【番組概要】
静岡県のソウルフード「静岡おでん」。今ではB級グルメとして全国的に認知されるようになってきましたが、静岡市民にとって静岡おでんは夏休みの思い出の一つでもあります。静岡県静岡市にある大浜プールの目の前には駄菓子屋さんが並び、夏休みになると子供たちで毎年賑わいます。静岡市民は暑い夏、プールに入ったあとに静岡おでんを食べるんです。静岡の大浜プールの目の前にある駄菓子屋さんでどんなやり取りがあるのか、プールのあとに静岡おでんを食べる文化が今も続く様子をお聞きください。
【制作意図】
全国的に「おでん」といえば冬の食べ物ですが、静岡おでんは、夏のプールの後にも食べられてきました。今でもおでんを食べる文化が残っている理由は何か?今の小学生が大浜プールに行っておでんを食べている光景は、他の地域の方が見たら変わった光景ですが、静岡にはおでんの味が夏のプールの思い出とともに思い出される光景を伝えたいと思いました。
【制作後記】
私は静岡出身で、静岡おでんの事はある程度知っているつもりでしたが、取材を通して知る事も多くありました。今回は大浜プールで食べる静岡おでんに着目しましたが、大浜以外にも観光客向けに静岡おでんのお店が新たに開店しています。今回の番組を通して、県外の方に静岡おでんの魅力が伝わって欲しいのは勿論ですが、静岡の人にこそ、当たり前だからこそ意識しない静岡おでんの魅力を再認識してもらえればと思っております。