たまにはぼんやりしませんか?
2018年8月13日~2018年8月19日放送
秋田放送 ラジオ制作部 加賀屋晃太
【番組意図】
秋田県男鹿市船川港にあるお寺、大龍寺。
日本海と奥羽山脈を望むこともできる歴史ある日本庭園では、四季折々の趣のある風景を楽しむことができます。お寺離れが進む中、大龍寺では独自の取り組みを行って、気軽にお寺に足を運んでもらえるよう取り組んでいます。ある日、大龍寺の住職 三浦賢翁(けんのう)さんが訪れたのは秋田市の歓楽街にあるビル。ここでは月に1度、お坊さんを招いて一緒に一般客とおしゃべりをするイベント『ぼんやりバー お坊さんといっしょ』が開かれています。鐘の音や、寺に流れる湧水の音などお寺にある様々な音に耳を傾けてぼんやり。『ぼんやりバー』でお坊さんとお話しながらぼんやり。
忙しい世の中、たまにはぼんやりしませんか?
【制作意図】
もともとは『ぼんやりバー』の取り組みを知ったことがきっかけで、大龍寺に取材に行きました。すると、お寺ならではの豊富な音や、ユニークな取り組みをしていることがわかりました。その取り組みや、『気軽に足を運んでほしい』という住職の思いを多くの人に知ってもらうべく制作にあたりました。
【制作後記】
正直なところ、取材がなければお寺に足を運ぶことも少ないままだったかと思います。しかし、実際に訪れてみると豊かな自然や、独特のゆったりした時間に魅了されました。番組中には盛り込めなかったのですが、早朝の坐禅会にも参加してきました。坐禅と言えば、警策という、肩を『バシッ』とたたく平たい棒のイメージがありますが、初体験してみると音のイメージよりも重い一撃が…おかげで日ごろの業務もシャキッと頑張れそうです。ぜひお試しください。
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