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2007年2月

2007年2月26日 (月)

冬の華をもとめて~食の陣~

新潟放送 ラジオ局編成制作部 後藤 亜弥

今年で15回目を迎える食の陣は、12月1日~3月31日まで「食市座」とよばれる、お店で特別mrニューや食のおもしろ話が聞けるイベントもある。

メインイベントは2月10日・11日の2日間、新潟市内4ヶ所で行われる「当日座」である。ここでは新潟のあるとあらゆる食材を使った料理が出店に並んだ。

最初(第1回)食の陣では、ファッションショーも行われたそうだ。今年は、新潟の鍋をもっともっと発展させたい! ブランド鍋を作りたいとのことから創作鍋コンテストも行われ、盛り上がりをみせていた。

2007年2月19日 (月)

もちもちムーチー

ラジオ沖縄 制作報道部 宮田 隆太郎

沖縄では、旧暦の12月8日、ムーチーというおもちを作って、子どもたちの健やかな成長と家族の健康を祈り、ムーチーを食べる行事があります。

香り高い月桃の葉に包んだおもち…。見ているだけでも聞くだけでも食べたくなりました。ムーチーの取材をしたおかげで、ムーチー博士になってしまいました。

さて、ムーチー作りは保育園でよく行われるんですが、なんせ、ガキんちょが苦手な宮田隆太郎はあたふたしてしまいました。蹴られるわ、マイクはかじられるわ、おもちはくっつけられるわ…。

まだまだ独身でいようと、心に決めました。

2007年2月12日 (月)

かるたが育む生きる力

山梨放送 ラジオ局 安藤 尚之

山梨県甲斐市にある玉幡保育園では、教育の一環で、「かるた」を取り入れており、園児たちは、「かるた」に書かれた俳句やことわざに夢中です。

保育園ではこの時期、毎日恒例の「俳句かるた大会」を開催。「かるた」を通して、がんばることや集中力、聞く力を養っています。大会では、勝って大げさに自慢したり、負けてぐずる園児は1人もいませんでした。

礼儀正しく、ルールを守り、ずるをしないで、しっかりと競技を行っていました。大会後にインタビューした園児から出てきた言葉は、「ドキドキした」。

この言葉を聞いて、テレビゲームやマンガとは違う「人と人が向き合って」遊ぶことで、人との付き合い方や向き合い方に必要な感情が生まれていると感じました。

伝統の「かるた」は、「生きる力」を育む大切な遊びとして、今も生き続けています。

2007年2月 5日 (月)

地域の宝~氷口御祝(すがぐちごいわい)~を唄い継ぐ中学生たち

IBC岩手放送 ラジオセンター 関 芳樹

民話のふるさと岩手県遠野市の山あいに小友町氷口(すがぐち)という小さな集落がある。

ここに江戸時代末期から唄い継がれている「氷口御祝」という祝い唄がある。男女のグループが旋律の異なる唄を同時に唄い、同時に終わるという世にも珍しい唄である。

少子・高齢化で伝統文化継承に赤信号が灯る中、小友中学三年生全員11本がお年寄りの指導を受け、昨年春から課外活動の一環として「御祝」に取り組んできた。

そして1月13日、「小友地区新年交賀会」で“中学三年生の御祝”がオープニングを飾るという大役を仰せつかった。「氷口御祝」の長い歴史の中で初めての出来事だった。

おじいちゃん、おばあちゃんが着た羽織・袴や黒留袖に身を包んだ中学生たちは、晴れの舞台に臨んだ…。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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