秘境・黒部 ~山小屋の守り人たち~
2026年9月14日~2026年9月20日
北日本放送 メディア本部 報道制作局 小丸明宏
【番組概要】
黒部峡谷の断崖に建つ山小屋「阿曽原温泉小屋」。
この小屋は雪崩の巣にあるため、毎年、冬を前に小屋を解体し、春になると再び立て直すという全国でも極めて珍しい運営を続けています。そうした中、登山者も利用する黒部峡谷鉄道のトロッコ電車の鉄橋などが、2024年1月の能登半島地震で落石被害を受け、2年間にわたり全線開通を断念。阿曽原温泉小屋は、トロッコ電車の終点から、12キロほどの場所にあり、この影響で2年営業ができていません。トロッコ電車が今年10月にようやく全線開通の見込みとなり、3年ぶりの小屋再開にむけ準備を進める小屋の仲間たちを追いました。
【制作意図】
登山者が当たり前のように感じている山小屋かもしれませんが、毎年、小屋を解体しては、組み立てている小屋もあることをまず知っていただきたいです。
また、2024年1月の能登半島地震の影響で、2年以上、通常営業にもどれない黒部峡谷鉄道や山小屋など、地震被害の大きさや被害の長期化の現実を伝えたいと思いました。
そして、3年ぶりの営業再開に向けて、かたい絆で結ばれた小屋の仲間が集まり、人がいない秘境で、人知れず小屋建てを進める人たちの存在、そして山小屋のありがたさが伝わればと思います。
【制作後記】
阿曽原温泉は、富山県の黒部峡谷の秘境の断崖にあります。およそ100メートル下には清流・黒部川が流れています。川の流れる音、森にすむ虫や鳥たちの声も意識しました。
この小屋の営業期間は今年は10月1日に営業再開しますが、11月1日までの1か月間です。秋の紅葉シーズンは、多くの登山者でにぎわうと思われます。ただ、日本一危ない温泉ともいわれるくらい、危険個所が多いルートにありますので、登山されるみなさんには事故やけがのないように気を付けて来てほしいと願っています。








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