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2026年6月 1日 (月)

相棒は100年選手

2026年4月20日~2026年4月26日
北陸放送 ラジオ開発部 中川留美

【番組概要】
大正時代に作られたコーヒーミルを今も使っている店があります。店の名前は「茶房 懐古洞さかえ」。昭和レトロな雰囲気の店内、カウンターに置かれたコーヒーミルは両腕に抱えるほどの大きさがあり、左右にはSL機関車のような形の車輪がついています。マスターはコーヒーミルを10年探し続け、同じ型で100年以上前のコーヒーミルは全国を探しても、あと1台あるか無いかではないかと言います。手挽きのコーヒーだからこそ提供できる香りと味。40年間、コーヒーを共に淹れてきたマスターのコーヒーミルへの想いと音をお送りします。

【制作意図】
新しい物が次々と生み出される時代ではありますが、古いものであっても大切に使い続けることがあります。今回、取材をした茶房マスターの年齢は83歳。コーヒーミルは100年以上前に作られたものです。人も道具も活かされる場があってこそ活躍することができます。長い年月を共にしたマスターとコーヒーミルは、お互いが美味しいコーヒーを淹れるための不可欠な存在、支え合う相棒のように感じて制作しました。

【制作後記】
取材中、マスターのさかえさんが「機械だから、いつかは壊れてしまう。そしたら、店を辞める」と言った言葉に、ドキッとしました。長い年月をかけて、お互いに支え合う存在になっていることが素敵に思い、取材を始めましたが、時の経過というのは容赦がないことを感じてしまいました。古いから良いとか、新しいから物足りないということではなく、人や物が存在することの大切さを感じました。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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