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2019年11月15日 (金)

ホンジュラスと愛媛をつなぐ珈琲物語

2019年11月11日~2019年11月17日放送 
南海放送 メディア制作部 古茂田圭

【番組概要】
愛媛県大洲市にこの夏オープンした『カトラッチャ珈琲焙煎所』オーナーは愛媛県松山市出身の今井英里さん29歳。6年前、大学卒業後 青年海外協力隊として中米のホンジュラスに小学校の教諭として赴任しました。そこで目の当りにした「貧困」教育ではなく経済的に、ホンジュラスと関りたいとホンジュラスの珈琲の販売(フェアトレード)を決意したのです。オープンさせた場所は 西日本豪雨の被災地でもある大洲市。実は昨年復旧ボランティアとして活動したことがきっかけとなり、そこで、出会った酒店のご主人。再建した新店舗の一角を借りての営業です。ホンジュラスと出会い、人とつながりから生まれた今井さんの新たな挑戦を珈琲焙煎の「音」とともにお送りします。

【制作意図】
伊予の小京都といわれる大洲の町 昨年の西日本豪雨では一級河川の「肱川」が氾濫し甚大な被害が発生しました。あれから1年廃業する企業や店舗も多いなか新しいお店がオープン。これだけも嬉しいニュースです。さらに海外とつながる事業です。「珈琲焙煎所」から漂う香ばしい香りとゴトゴトと毎日動く焙煎機の音が大洲の町にやさしさと活気を届けられればと思い制作致しました。

【制作後記】
今井英里さん、とにかく「笑顔」が素敵な女性です。そして誰もが応援したくなるような女性です。 世界一治安が悪いといわれる「ホンジュラス」ですが、そこに住む人と真剣に向き合い続けているからこそにじみ出る「魅力」だと思います。それからホンジュラス産の珈琲は「香り」が豊です。まだ飲んだことがないという方ぜひ一度お試しください。

 

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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