ほら貝は古代の携帯電話!? 英彦山に響く音色
RKB毎日放送 ラジオ編成制作部 寺井 到
日本3大修験山のひとつ、英彦山。古来からこの霊峰には
山伏の吹くほら貝の音色がこだましてきました。
そのほら貝の音に意味があることをご存知でしたか?
番組では神聖な場所に入るときや行列止まれの意味を持つ
音色をご紹介しながら、観光ガイドボランティアをきっかけに
ほら貝の神聖な音色に魅せられた男性を追いかけます。
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RKB毎日放送 ラジオ編成制作部 寺井 到
日本3大修験山のひとつ、英彦山。古来からこの霊峰には
山伏の吹くほら貝の音色がこだましてきました。
そのほら貝の音に意味があることをご存知でしたか?
番組では神聖な場所に入るときや行列止まれの意味を持つ
音色をご紹介しながら、観光ガイドボランティアをきっかけに
ほら貝の神聖な音色に魅せられた男性を追いかけます。
ラジオ関西 報道制作部 国広 正夫
兵庫県明石市に住む深尾治郎さん88才が紙芝居を始めたのは、今から50年以上も前の30才代の頃で、娯楽の少なかった時代から子ども達を楽しませてきました。
深尾さんはそれ以前は行商の仕事をしていて「アサリだっせー(~ですよ)」などと声をかけていたことから「だっせのおっちゃん」と呼ばれるようになりました。
今では年令的に西隣の播磨町の図書館で、月に一度だけの出演となり、耳の遠くなった深尾さんへのインタビューは大変でしたが、「自分の紙芝居は拍子木でなく太鼓を使い、歌も披露するのが売り」と胸を張る深尾さんに”引退”の気持ちはないようです。
文化放送 報道スポーツセンター 関根 英生
駅の発車メロディを「ご当地ソング」に変更し、地域密着を図る取り組みは既にお馴染みとなった。
都心の巨大なベッドタウンである埼玉県所沢市でも、議会で所沢駅に新たなご当地発車メロディを導入しようという動きがある。所沢は都心へのアクセスが良く、澄むのに適した環境となっているが反面、新たに引っ越してきた人が多く、街の印象が内外に関わらず薄くなってしまっている。
どのような発車メロディを採用すれば、地元の人に定着するのか?
市民の声を聞き、所沢に相応しいメロディを導入することで、地元に対する愛着を増幅させるための取り組みを取材し、街に新たな風物誌が生まれる可能性を追う。
発車メロディの取り組みに関しては賛成の人が多いが、実際に流すとなると局をパッと思いつかない人がほとんどだった。
これから所沢という地域に定着するご当地ソングが現れてくることを願う。
信越放送 ラジオ局 編成制作部 西沢 修
日本人はもともと「笑い」を愛する国民であると、何かで読んだことがあります。それは滑稽本や風刺画などに見られる江戸文化にも結実していますが、落語もまた間違いなくその代表の1つでしょう(幸いこうした話芸はラジオとも大変相性の良いものです)。
そんな日本の伝統文化である落語を、赴任先の小学校で子どもに伝えている先生が長野市にいらっしゃいます。
アマチュア落語家・快楽亭狂志こと、中村雅則先生。(参考までに、教師である中村先生に“狂志”と命名されたのは快楽亭ブラックさん。過日逝去された立川談志師匠ともエピソードの深い噺家さんです)
個人的には、久しぶりに録音風物誌の制作を担当しました。
「あの街・この街の話題を…」という番組コンセプトを考えるたびに、「今の世の中に必要なもの・呼び起こしたい感情や聞いてほしい音は何だろうか…」とクギンするのですが、「2011年」は私たちの誰もが明るい前向きな気分に飢えたまま年末を迎えました。
そんなご時世だからこそ、今回の制作ローテーションを迎えて、「ここ長野の街に、落語を通じて子どもの感性を育み、地域に笑いをもたらしている1人の先生がいるのです!」ということを 皆さんにもお伝えしたいと思った次第です。