« 2011年5月 | メイン | 2011年7月 »

2011年6月

2011年6月27日 (月)

大自然に魅せられて大山に集う

山陰放送 放送制作部 山根 伸志

中国地方最高峰・国立公園大山(だいせん)。
四季を通じて楽しめる自然の宝庫。長い冬を経て新緑の頃、
本格的な夏山シーズンを迎えます。

散策中、偶然出会った俳句をたしなむグループ。
そのなかのおひとり、日本伝統俳句協会会員・中村襄介さん(66歳)
に大山で詠まれた句を披露していただきながら、みなさまの五感を刺激できればと思います。

2011年6月20日 (月)

潮来花嫁さんは舟でゆく

茨城放送 編成局 大内 庸次

茨城県の南東部、利根川下流域に広がる水郷潮来は名前の通り水の郷。霞ヶ浦と利根川にはさまれた地形の特性があり、暮らしの中に水との関わりが色濃く反映されてきました。

そんな中、通勤・通学などはもちろん嫁入りにも舟が利用されてきました。

現在はイベントとしての嫁入り舟になりつつありますが、その風情と娘船頭が漕ぐ魯舟の音は潮来らしさを象徴しています。

2011年6月13日 (月)

カエルのうたが…。

北日本放送 報道制作部 熊野 智元

今回は富山県内に生息する、この季節に声を聞くことができるカエルを取材し、その中でカエルたちが直面しているものについて考えてみようと思いました。

カエルは生態系の中でちょうど中間にあたる生き物で、カエルたちがいなくなることは、生態系はもとより人間の生活にも影響を及ぼしかねない問題です。

取材を通して、何気なく聞いているカエルの声も種類によって全く異なることに気付かされました。また、自然を相手にする取材がほとんどだったので、天候にも左右されましたし、夜中に山奥でひたすらじっと録音もしました。(カエルはものすごく警戒心が強く、近付いて収録するのが難しかった…)

おかげで5月だというのに虫に刺されまくりでした…。

モリアオガエルは全国的には貴重なカエルですが、富山県内ではまだ比較的生息しているカエルでした。それよりもトノサマガエルが深刻で、一説では県東部からはほとんど姿を消したとも言われているそうです。収録できたのはラッキーでした。

2011年6月 6日 (月)

山形弁新幹線

山形放送 報道制作局 制作部 門田 和弘

彼女が歩くと社内の雰囲気ががらりと変わる。
こんなアテンダント見たことありません。

山形新幹線つばさのカリスマ車内販売員 茂木久美子さんは、JR東日本管内の車内販売員1300人の中で3人しかいないチーフインストラクター。その接客術には目を見張るものがあります。

東京~山形間を取材したこの日、東京駅を出発した瞬間からそこはもう山形県。「コーヒーはあっづいのとつったいのとどっちいいべ」というように山形弁が飛び交います。
山形の形は親しみを持ち、東京の方はもう旅行気分!

しかもその彼女の繰り出す山形弁は自然体でとってもあったかいのです。

お客さんとの対話をお楽しみください。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad