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2011年7月

2011年7月25日 (月)

金魚ぇー金魚

熊本放送 ラジオ編成制作部 高野 泰宏

今回の主人公 浦島義弘さんは76歳。
8年前に青森県在の方が引退して以来、日本唯一の金魚のふれ売り師となりました。

76歳とは思えない声の持ち主で取材のために一節やっていただいたところ、ご近所の方々が出てきました。

浦島さんが実際に販売することはありませんが、「実際に売らんで声だけ真似ても、カラオケで売っているのと同じで心が入っとらない」
と話していました。

浦島さんの声は鹿児島水族館でも聞くことが出来ます。

2011年7月18日 (月)

写真部の匠

中国放送 RCCフロンティア 板倉 由布子

写真部というと、文化部のちょっと地味な?イメージかも知れませんが、こちら庄原格致高校の写真部は例えるなら強豪野球部。
土日は撮影、平日はプリント作業にコンテストへの応募、撮影させていただいた方へのお礼の手紙も欠かしません。

今年は写真甲子園出場はなりませんでしたが、全国高校総合文化祭で福島に行き、被災地も訪ねるそうです。

人との関わりがちょっと苦手で写真部に入部してくる生徒に、あえて人を撮りに行かせる。
教卓では教えることの出来ない貴重な授業を、田村先生は23年間続けてこられたように感じました。

2011年7月12日 (火)

鮫神楽

青森放送 ラジオ編成制作 夏目 浩光

3月11日の東日本大震災で青森県鮫地区も被災しました。
鮫地区は八戸藩の移出入港として栄えた街。
300年以上前から伝承されてきた鮫神楽という民俗芸能があり、毎年発表会を行っています。
津波被害があっても中止にすることはありませんでした。

長年続いている鮫神楽も後継者問題には、関係者も頭を悩ませています。最年長81歳の細川富雄さんと、若手で期待されているそう前真さんの関係を取材しました。

2011年7月 4日 (月)

鮎がつなぐ「ふるさと」

南日本放送 編成局ラジオ制作部 七枝 大典

毎年6月1日は鹿児島県の「鮎漁解禁日」。
朝6時の花火を合図に多くの太公望が釣り糸を垂らしたり、
網を投げ入れたりして初夏の香りを楽しんだ。

その鮎漁解禁で沸く街の一つが霧島市。
ここは全国でも有数の「鮎が遡上する街」です。
霧島連山から流れ込む天降川をはじめ、清流が今もたくさん残っています。

この「鮎漁解禁日」に同窓会を開くという道場勝さん(68歳)。
「当時通った小学校・中学校は無くなってしまったけど、集まれば昔に帰れる。川の姿も変わってしまったけど、今も昔も鮎はそこにいる」
と語ります。

鮎がつなぐ「ふるさと」や「仲間」を取材しました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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