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2010年6月21日 (月)

鍛冶屋四代 ~受け継がれるトンテンカン~

四国放送 ラジオ編成制作部 三浦 審也

徳島県の山あいの町・勝浦町には、八十年以上続く野鍛冶、
「大久保鍛冶屋」があります。
土地や人に合った使いやすい道具を作り続ける職人の技と心意気を紹介します。

時代の流れに逆らって鍛冶屋を続けたご自身を「天邪鬼」と笑う、
三代目の大久保喜正さん。
それが今や、良い道具を求めて遠くから足を運ぶお客さんもいるのですから、時代も替わったものです。

野鍛冶の強みは、お客さんの要望をきける事。
クワ一つとっても、土が違えば使いやすい形も違いそうです。

最近は高校生が授業の一環で作業場を訪れる事もあるとか。
21世紀こそ、鍛冶屋の技が求められる時代なのかも知れません。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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