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2010年2月

2010年2月22日 (月)

伝統をつなぐ和太鼓・踊り部

東海ラジオ 制作部制作課  大竹 蘭子

名古屋市立日比野中学校の少し珍しいクラブ活動
「和太鼓・踊り部」は、全国各地で伝わる踊りや太鼓を練習しています。

一番力を入れているのが愛知県奥三河地方に鎌倉時代から伝わる
「花祭」で踊る「三ツ舞」です。

自分たちだけで練習するのではなく、地元・布川地区の方々と交流し、直接指導してもらうことの大切さ、そしてそこから生まれる出会い…。

取材したときに布川地区の地元の方が、
「自分達は小さい頃から踊っているから体にしみついているが、
部員たちは中学から始めるため、体が動きを覚えるのが難しい」
と仰っていたのが印象的でした。

3月6日(土)に布川地区で行われる「花祭」本番に向けて、
「和太鼓・踊り部」は今日も舞っています!

2010年2月 8日 (月)

汽笛まんじゅう~残したい鉄道の街~

南日本放送 ラジオ制作部  七枝 大典

舞台となる湧水町吉松駅は鹿児島県北部の駅。
以前は九州の大動脈、肥後線の主要駅として栄え、それに伴い街も賑わっていた。
しかも街の人口の3分の1が国鉄職員という、まさに「鉄道の街」。

しかし他のルートが開発され始め、SLの時代は終わり、街も人が少なくなり、店もなくなっていった…。

そんな街に「鉄道の街をなんとか残したい」と50年以上努力されている方がいる。それが本作の主人公・宮下良信さんと清子さん。
本業と同じく「愛する鉄道への情熱」これには頭が下がりました。

2010年2月 1日 (月)

毎月25日は京都北野の天神さん

京都放送 ラジオ編成制作局 制作部 永田 和美

京都の2大縁日の1つ「天神さん」
京都市上京区にある北野天満宮で開かれるこの縁日は菅原道真が生まれた日、そして亡くなった日である25日に毎月開かれています。

もともとはこの日に参拝するはずだけだったのが、次第に商売をする人が集まり、時代と共に姿を変え現在に至りました。

いつもは神聖な雰囲気の北野天満宮もこの日ばかりは天満宮本殿に通じる境内に所狭しと露店が立ち並び、人手あふれかえり、にぎやかな活気のある雰囲気にかわります。

特に12月25日はその年最後の天神さん「終い天神」とだけあって、15万人以上の方が訪れるそうです。
そんな活気あふれる天神さんの雰囲気を、露店を出される方、参拝に来られた方のインタビューをまじえながらお伝えします。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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