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2007年12月31日 (月)

地域の潤滑油~百人一首~

大分放送 ラジオ制作部 古川 能久

大分県大分市関の志生木地区に、全校児童69名の大分市立大志生木小学校がある。

この学校の安東校長先生は、赴任してきた約一年前からずっと“あいさつ運動”を行っている。安東校長先生は、通常のあいさつに加え、「百人一首」を詠んでもらうことにした。

子供たちの変化を見逃さないためと、「日本人の心」を感じてほしかったから。最近では、子供たちのみならず、朝の散歩途中の地域の方も一緒に詠むようになるなど、地域に広がりを見せている。

安東校長先生が毎朝続けている小さな取り組み、「百人一首」が、子供たちにどんな影響を与え、また、地域にどんな変化をもたらすのか?

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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