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2007年11月

2007年11月26日 (月)

最北の動物園は日本一の動物園

北海道放送 川井 晃二

平成8年に動物園存続の危機に見舞われながら、今は入園者数日本一となった日本最北の動物園、「あさひやま動物園」。

ここでは、動物の自然な姿である生態や魅力を感じ取ることができます。動物とふれあう「生き生きとしさ楽しさ」と「心地よさ」が自然とあふれてきます。

決して交通の便が良いとはいえない北の地、最北の動物園。動物本来の自然な姿とはいったいなんなのか、その魅力について伝える。いろんな取り組みを行っている飼育展示員副園長の板東元さんにお話をうかがいました。

2007年11月20日 (火)

長崎興福寺~隠元さんが伝えた分け隔て無き融和の心~

長崎放送 ラジオセンター 千々和 直子

隠元豆を伝えたことで知られている隠元禅師。
隠元禅師は、先ず長崎・興福寺に渡来し、印鑑や明朝体の文字など、数多くの中国文化を日本にもたらしました。

中でも普茶料理と呼ばれる中国式の精進料理で使うダイニングテーブル〈ちゃぶ台〉は、上下関係をなくし、人々に分け隔てない心を説くもので、“融和の教え”を今に伝える画期的なものとなりました。

その心は隠元禅師渡来以来、352年の時を経て、32代住職の現代にも受け継がれています。

広く門戸を開き、様々な文化融合の催しを相次いで開いている興福寺の個性的な取り組みを、秋の夜長、このほど中国様式のお堂で開かれた平家琵琶とチェロの競演などを通し描きました。

2007年11月19日 (月)

城下町の心を結ぶ、鼕(どう)行列

山陰放送 放送制作部 谷口 篤史

城下町 島根県松江市の秋の伝統行事、鼕(どう)行列。その歴史は古く、平安時代に京都で行われていた正月行事に由来します。

番組では山陰を代表する伝統行事の今を、松江市鼕行列保存会会長の石原幸雄さんをはじめ、参加者のインタビューや見物客の声を交えてご紹介します。

現在、保存会には、市内30町と2団体が加盟していますが、鼕行列に参加するためには、1チームで100名以上のメンバーが必要であり、少子高齢化の今、とくに子供たちの祭りへの参加をどう促していくかが課題となってります。

2007年11月12日 (月)

子午線の町を訪ねて

ラジオ関西 報道制作部 青木 達也

誰に対しても時間は、わけへだてなく、平等に過ぎてゆき、私たちはあまり意識することなく生活している。

その中で、どの地域よりも時間と密接に関わっている、東経135度、子午線を通る町、明石を取り上げ、科学館の学芸員の方と、その町に住む、明石焼きを経営する女性に時間について話をきいた。

特に、たまたま取材途中に寄った、明石焼きのお店で、おもしろいお話が聞けたため、急に取材をお願いする、ということがありました。

2007年11月 5日 (月)

復興へのうたごえ~よしたー山古志~

新潟放送 ラジオ局編成制作部 後藤 亜弥

中越地震から3年が経ちました。被害の大きかった旧山古志村では、所々地震の爪あとが残っていますが、少しづつ復興してきました。

山古志の象徴である山古志闘牛場が今年の8月に復活したこともあり、9月17日に「チャリテーコンサート」を行いました。

100人以上のお客が集まり、青空に向かって大合唱しました。コンサートは大成功に終わり、地元スタッフも最初は不安そうでしたが、だんだん笑顔がこぼれてきて、涙をながして喜んでいました。

「次回も必ずします」と力強く約束し、山古志に元気を与えていたと感じました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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