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2007年10月

2007年10月29日 (月)

綱に祈りをこめて

琉球放送 ラジオ局編成制作部 宮國 宏美

世界一を誇る「那覇大綱」
ギネスにも認定される綱の大きさには、綱を作る人々の平和への祈りがこめられています。

大きさを競っているだけではなく、平和が長く続きますように…。
現在、特別顧問の東江氏は、毎年、“今年の綱が最高”だとおっしゃいます。

83才という年を感じさせない、すてきな方です。また、周囲の人々は口をそろえて「那覇大綱挽きが近付くと、東江さんは若返る」とうわさしています。

2007年10月22日 (月)

秋の伝統神事・下吉田のやぶさめ祭り

山梨放送 ラジオ局 小林 かおり

富士山の麓、富士吉田市下吉田の小室浅間神社では、毎年、秋の例大祭にやぶさめが行われます。

全国各地で行われる、武芸鍛錬を意味するやぶさめと異なり、この神社のやぶさめは神事であることを貫きます。

やぶさめを奉納する(騎乗し、やぶさめを行う)のは、地域の男性。一週間神社に寝泊りして身を清め、乗馬の訓練を行い祭りに望みます。

そんな珍しいやぶさめ祭りの1日を番組におさめました。

2007年10月15日 (月)

中尊寺のちょっと変わった名物

IBC岩手放送 ラジオセンター 北口 新

観光名所である平泉中尊寺に、ちょっと変わったおじさんがいるという話を聞き、たずねてみました。

来年にも世界遺産への問い録画想定される岩手県平泉。殊にも「金色堂」で名高い中尊寺の門前に一風変わったおみやげ屋さんがあります。

ユニークな商品とともに、平泉の名所を織り込んだ歌で、客を惹きつけるこのお土産屋さん。さて、そのユニークなおみやげ屋さんとは…。

2007年10月 8日 (月)

晋作も愛した ゆうれい寿司

山口放送 ラジオ編制部 村田 俊子

今年82歳の中邑房江さんは、今も現役のお料理教室の先生です。

特に山口の郷土料理に詳しく、「下関のフク」VS「岡山の鰆」や、「会津の米みそ」VS「山口の麦味噌」といった、各地の料理対決の場面で活躍していらっしゃいます。

つい最近は、朝鮮通信使が伝えた料理の復元に腕を振るわれました。 今回紹介する「ゆうれい寿司」は、「長州寿司」ともよばれ、萩市、美祢郡秋芳町、山陽小野田市厚狭、宇部市楠などに伝えられ、今もお祭りの席には欠かせない郷土料理のひとつです。

 郷土料理は、単なる料理で歯なく、」郷里の山や川、また家族との思い出がたっぷりと沁みこんだお料理です。
そのことを、中邑さんのお話しは思い起こさせてくれます。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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