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2007年10月 8日 (月)

晋作も愛した ゆうれい寿司

山口放送 ラジオ編制部 村田 俊子

今年82歳の中邑房江さんは、今も現役のお料理教室の先生です。

特に山口の郷土料理に詳しく、「下関のフク」VS「岡山の鰆」や、「会津の米みそ」VS「山口の麦味噌」といった、各地の料理対決の場面で活躍していらっしゃいます。

つい最近は、朝鮮通信使が伝えた料理の復元に腕を振るわれました。 今回紹介する「ゆうれい寿司」は、「長州寿司」ともよばれ、萩市、美祢郡秋芳町、山陽小野田市厚狭、宇部市楠などに伝えられ、今もお祭りの席には欠かせない郷土料理のひとつです。

 郷土料理は、単なる料理で歯なく、」郷里の山や川、また家族との思い出がたっぷりと沁みこんだお料理です。
そのことを、中邑さんのお話しは思い起こさせてくれます。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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