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2007年7月30日 (月)

震災を乗り越えて~輪島曳山祭の男たち~

北陸放送 制作部 川瀬 裕子

今年3月25日、震度6強の「能登半島地震」が能登を襲いました。輪島市も住家や神社などが損壊し、地震の10日後に行われるはずだった曳山祭は中止になってしまいました。

約350年の歴史がある曳山祭を取り仕切る「おとう組」と呼ぶ地元の厄前の男たちは、自分たちが被災したにもかかわらず、町の人たちを元気づけるために、曳山祭を開催したいと願っていました。

自分の生活もままならない中での祭りの準備は、彼らの契りを一層強くしました。言葉で語るより、その涙が全てを物語っていました。

男たちの熱い涙がありました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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