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2002年12月

2002年12月30日 (月)

誕生! 土でできた楽器の音

宮崎放送 ラジオ局制作部 渡辺 康晃

音の世界を表現するのに良い素材でした。
トーキンという名は、世界初です。

3回の取材で、今回MDで収録しました。

数年後には、世界の音として認められると確信しています。

2002年12月23日 (月)

大ブレーク さぬきうどん

西日本放送 ラジオ放送部 片岡 三佐子

今、さぬきうどんが大ブレークしています。
100円のうどんを食べるために新幹線や飛行機を使って香川県にやってきます。
 
讃岐(香川県)で育ち、暮らしている私達にとって、うどんは一番身近な食べ物であり、いつでも食べられる当たり前の物です。そのうどんがこれほどにブレークした事はある種、喜びでもあり、驚きでもあります。そこで、ツアーに同行することで讃岐うどんの魅力を改めて認識してみました。

同行したツアーはJRが企画した歩いて回るうどんツアーです。
地元のうどん店ということで、予約無し、売りきれ御免。地元の人にまじって並び、冷たい風が吹く中、外で立って食べる。具も無くうどんだけを味わってもらう。

それでも皆、大満足です。
それだけにうどんそのものにこだわって作るお店の心意気が伝わってきます。長い歴史が培ったさぬきうどんの美味しさを感じていただければと思います。

2002年12月16日 (月)

あの頃の賑わいをもう一度~丸山華まつり

長崎放送 放送制作課 三輪 准子

映画「長崎ぶらぶら節」をキッカケに、地元長崎・丸山が今、盛り上がる!!
寂れゆく丸山遊郭の賑わいを何とか取り戻そうと、若い山口広助さんを中心に復興の兆しが見えてきました。「まるやま学校」もそのひとつです。

年齢に関係なく正調な「ぶらぶら節」を覚えたいという意欲があれば、誰でも参加することができ、遠くは県外から来られている生徒さんもいらっしゃいます。また、親子で着物を着て伝統の踊りを習えるのも「まるやま学校」ならでは。

将来は「くんち」の踊り町」となるか!?
これからが楽しみの丸山町です。

2002年12月 9日 (月)

平成鍛冶屋事情・ナガサ物語

秋田放送 ラジオ放送部 柳沼 秀光

「しばしも休まず 槌うつひびき とびちる花火よ はしる湯玉」という歌詞ではじまる「村の鍛冶屋」という歌をみなさん知っていますか?

最近の子供たちは知らないのです。
この曲は鍛冶屋の減少とともに、昭和55年の教科書から消えた唱歌のひとつなのです。

ご紹介する鍛冶屋さんは北秋田郡森吉町阿仁前田にあり、かって独特な狩猟文化を築いた豪勇の狩人「マタギ」が絶大なる信頼を寄せた、山の万能刀、「ナガサ」をつくる唯一の鍛冶屋さんなのです。

40年間つくり続けている西根登さんに、職人の技と心をご紹介します。

2002年12月 2日 (月)

石焼いもの声が聞こえる

静岡放送 ラジオ制作部 山本 真弘

街角で見かけた引き売りの焼きイモやさん。
一体どんな人が、どこからやって来て商売しているのだろう?
夏場は何をしているのだろう?
そんな疑問から取材を始めました。

取材させていただいた山口さんは31才と若く、また子連れの焼きイモ屋さんだったことに驚きました。彼の車中でかかっているレゲエは、複雑な家庭事情に育ち、ハチャメチャだった山口さんの人生を一変させたモノ。

家族との時間が一番楽しいとおっしゃっていた山口さんでした。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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