« 石焼いもの声が聞こえる | メイン | あの頃の賑わいをもう一度~丸山華まつり »

2002年12月 9日 (月)

平成鍛冶屋事情・ナガサ物語

秋田放送 ラジオ放送部 柳沼 秀光

「しばしも休まず 槌うつひびき とびちる花火よ はしる湯玉」という歌詞ではじまる「村の鍛冶屋」という歌をみなさん知っていますか?

最近の子供たちは知らないのです。
この曲は鍛冶屋の減少とともに、昭和55年の教科書から消えた唱歌のひとつなのです。

ご紹介する鍛冶屋さんは北秋田郡森吉町阿仁前田にあり、かって独特な狩猟文化を築いた豪勇の狩人「マタギ」が絶大なる信頼を寄せた、山の万能刀、「ナガサ」をつくる唯一の鍛冶屋さんなのです。

40年間つくり続けている西根登さんに、職人の技と心をご紹介します。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad