伝えたい慈しみの心~通の人たちと鯨~
山口放送 ラジオ編成制作部 高田 知太郎
山口県下関で今年春、IWCの会議が行われたことをきっかけに、山口県長門市の通(かよい)地区で行われていた古式捕鯨から伝わるものにスポットをあててお送りします。
早川義勝さんは、鯨を捕っていた鯨組を先祖にもちます。
早川さんは、およそ400年前からこの地に伝わる、鯨唄保存会の中心メンバーです。通の人たちは昔から鯨を供養してきており、鯨の位牌と過去帳も残っています。
早川さんら、鯨唄保存会では、20年くらい前から、地元の小学校・帳学校の子供たちに鯨唄を教え、鯨を慈しんできた通の人たちのやさしい気持ちを伝えています。