水戸公衆放送~移りゆく水戸の街と共に~
2017年6月12日~2017年6月18日放送
茨城放送 編成局編成制作部 鴨川貴史
【番組概要】
昔は、多くの買い物客などで賑わった水戸の中心市街地も、現在は郊外型のショッピングモールに押されて休日もあまり人が歩いていません。シャッターを閉めているお店も何軒かあります。そんな水戸の街に昭和23年から流れる街頭放送「水戸公衆放送」は、水戸の街を歩く人にとって、とても身近な存在であると同時に水戸の移り変わりを近くで見てきた存在でもあります。時代の流れを受けながらも昔から続く街頭放送を聞いて、皆さんは何を感じますか。
【制作意図】
昭和23年から続く水戸の街頭放送「水戸公衆放送」は、水戸駅北口から続く中心市街地を歩いたことがある人間にとっては、とても身近なものです。水戸に遊びに行くことが一大イベントだった昭和の時代、この放送を聞いて水戸に来たことを実感した人も多くいたのではないでしょうか。そういう存在だった水戸公衆放送の音声を伝え残すと共に、実際に放送している人の想いを紹介したいと考え、企画しました。
【制作後記】
現在、一人で放送を続ける小松崎節子さんは、エネルギッシュでとても魅力的な方でした。そんな小松崎さんがいるからこそ、今も水戸公衆放送は続いているのだと実感しました。また、そういう小松崎さんに少しでも長く水戸公衆放送を続けてもらいたいと感じました。
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