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2013年1月22日 (火)

さよなら シネマパラダイス

2013年1月28日~2013年2月3日放送
秋田放送 ラジオ制作部 渡邉洋祐


 秋田市にはかつて「有楽町」と呼ばれる映画の街がありました。
最大で10館あった有楽町で最後の映画館として営業してきた「シアタープレイタウン」が2012年の12月24日に閉館しました。1977年以来フイルム映画をスクリーンに映し続けてきた映写機は、時代の流れと共にその役目を終えようとしています。

 しかし、淡い光のなかで映し出されるその魅力は多くの人の心の中に残っています。長年、映写技師として働いてきた小林基之さんは、映写機の回る音を聞きながら、映画が娯楽の中心だった当時を振り返ります。

 最後の上演を終えた後、ロビーには、映画を愛する人たちの輪が広がっていました。デジタル化が進む中で、温かみのあるフイルム映画の文化にもう一度光を当てたいと思い、企画しました。映写機のカタカタという音が、もう一度小さな映画館に足を運ぶきっかけになれば幸いです。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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