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2012年12月25日 (火)

千代田せんべい ふる郷に響く

2012年12月31日~2013年1月6日放送
中国放送(RCCフロンティア) 板倉由布子

 
どこの土地にもあるだろう、お土産せんべい。
小さい頃から食べてきたわけでもないのに、何故か噛んだ瞬間に「懐かしい!」と感じます。
でもフランスの郷土菓子を懐かしいと思わないのは、やっぱり日本人だからでしょうね~とパティシエでありせんべい職人の祥子さんは笑います。

初めてお店に来た子どもが、ケーキではなくせんべいを欲しがることもあるそう。
しかしこのせんべい、1.5kgの鉄の型を、50℃にもなる焼き機の前でひたすら2時間焼き続けなければいけません。それでも出来る数は80枚。体力と忍耐の仕事。でも楽しいんだそうです。

ちなみに千代田という地名は合併により今はありません。
その名を残す。懐かしさと愛しさが詰まった、ここにしかないせんべいです。



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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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