千代田せんべい ふる郷に響く
2012年12月31日~2013年1月6日放送
中国放送(RCCフロンティア) 板倉由布子
どこの土地にもあるだろう、お土産せんべい。
小さい頃から食べてきたわけでもないのに、何故か噛んだ瞬間に「懐かしい!」と感じます。
でもフランスの郷土菓子を懐かしいと思わないのは、やっぱり日本人だからでしょうね~とパティシエでありせんべい職人の祥子さんは笑います。
初めてお店に来た子どもが、ケーキではなくせんべいを欲しがることもあるそう。
しかしこのせんべい、1.5kgの鉄の型を、50℃にもなる焼き機の前でひたすら2時間焼き続けなければいけません。それでも出来る数は80枚。体力と忍耐の仕事。でも楽しいんだそうです。
ちなみに千代田という地名は合併により今はありません。
その名を残す。懐かしさと愛しさが詰まった、ここにしかないせんべいです。
コメント