永遠(とわ)に響け! 豊後大友宗麟鉄砲隊
大分放送 ラジオ局ラジオ制作部 宮本 武典
大友宗麟の生きた時代を再現したい」と平成18年、大分市に豊後大友宗麟鉄砲隊が結成された。その鉄砲隊の副隊長を務めるのが、大分市役所に勤務する秦弘文さん、58歳。
秦さんは、江戸時代中期に製造された火縄銃をはじめ、家に5丁の火縄銃を所持するほどの鉄砲好き。その火縄銃の歴史や迫力、そして魅力について語っていただいた。
秦さんにインタビューをすると、お話が大変好きな方で、大分の歴史についても昔の地図や大分市史を広げて説明をしてくれるほどだった。
秦さんは、鉄砲隊の中で、重さ20kgもある大きな火縄銃を担当している。また演武を行うときには、重さ10kgある甲冑を着ているため、演武を行うステージまでの移動が大変だというお話もしていただいた。鉄砲隊の副隊長としてボランティアで活動し続ける秦さんの思いを、豊後大友宗麟鉄砲隊の火縄銃の号音とともに送る。