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2010年10月25日 (月)

古里の唄に生涯を捧げた加藤正人

大分放送 ラジオ制作部 安藤 隆之

大分県は古里の唄の宝庫といわれています。
加藤さんはその古里の唄、つまり民謡を誰にでも唄え、もっと身近なものにという思いから採譜を始め、結果2000曲を越す民謡を採譜・発掘してきました。加藤さんの手にかからない県民謡は一曲もないと言われています。

実際加藤さんが採譜し、今も加藤さんの思いを伝承している人物がいるのか?その疑問がそもそもこの取材の原点でした。しかし取材を始めてみて、加藤さんに採譜してもらったという人物がなかなか見つからず大変でした。

またBGMで流している民謡は実際に今年の祭りで唄われていた物を収録しに行きました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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