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2010年8月

2010年8月30日 (月)

6年生! クラスみんなで立山登山

北日本放送 放送本部報道制作局報道制作部 佐藤 栄治

かつて越中富山では立山に登って一人前とみなす風習が県東部を中心にありました。それは子どもから大人になる一種の通過儀礼としての登山だったと伝えられています。
これは立山を16歳で開山したと伝えられる少年、佐伯有頼に倣った
ものとも言われています。

現在では夏休みを利用し、小学校単位で6年生が立山登山をしている学校が数多くあり、昨年度は富山県内200校ある小学校のうち83校が立山登山を実施しました。

全国的にみてもこれだけ多くの小学生が、学校登山として3000メートル級の山に登るのは珍しいといいます。
この夏も、多くの観光客や登山客で賑わう立山室堂ターミナル前では、雄山山頂を目指す小学生の団体の姿がほぼ毎日ありました。

体力のある子もない子もクラスメイト同士励ましあいながら3003メートルの雄山山頂を目指す12歳の夏に密着しました。

2010年8月23日 (月)

北海道ジンギスカン物語

北海道放送  伊藤 嘉章

松山農場は、村上春樹「羊をめぐる冒険」のモデルになったといわれる羊の牧場。
そこを最終目的地に、ジンギスカンをテーマに「もう一つの羊をめぐる冒険」をしてみようというのが最初の構想でしたた。

地元の鋳物工場、ユニークな肉屋さん、生産者それぞれの立場から、北海道民のジンギスカンへの愛着を描けたらと思いました。

ひとまず番組を聴いてジンギスカンを食べたくなっていただけたら幸い幸いです。

2010年8月16日 (月)

水車で伝える水の恵み

山梨放送 放送本部ラジオセンター制作部 若尾 佳那

富士山の麓にある山梨県都留市。
この一帯は富士山の伏流水が豊富に湧き出る地域で、昔からこの
地域の産業や暮らしに大きな恵みをもたらしてきました。
そんな中、水の恵みを新たな試みで生活の中に生かそうという
取り組みが始まりました。

都留市では平成17年、川の流れる力を利用して発電する水力発電のための「水車」が導入されました。
そこで発電された電力は市役所の一部の電力を補っています。
今年3月には「2号機」が導入されました。
環境への関心が高まる中、名水とそこで暮らす人々の想いを取材しました。

本編には時間の関係で入れられませんでしたが、湧き水のような
きれいな水でしか育たない藻があり、「バカイモ」と言うのですが、この地域の人々は水質のよさをはかるのにこの藻をバロメーターにしています。湧き水の水溜りに緑のじゅうたんをひいたように広がっており、その所々に小さな白い花がポツポツと咲いています。

今、この藻を守るための活動も始まっています。

2010年8月 9日 (月)

博多モダンガールズ! 弁天図!

RKB毎日放送 ラジオ局ラジオ制作部 村上 雪絵

九州一の歓楽街、福岡市博多区中洲の「福博であい橋」。
この橋には、ギターやキーボード、トランペットを手に多くのストリートミュージシャンが現れます。

その中に、一際目立つ二人が…。
和服姿で、お座敷唄や春歌など、路上でパフォーマンスするガールズユニット「弁天図」。
最近は、博多の屋形船「はかた舟」に乗り、唄うようにもなりました。

明るく元気な彼女たちですが、自分達自身のことは何も語りません。
それはなぜか…。

彼女たちの独特な世界を伝えます。

2010年8月 2日 (月)

眠らぬ街に響く出囃子

文化放送 報道制作部 柳下 直人

日本一の繁華街、新宿。

華やかなイメージの眠らない街には、都会の喧騒とはかけ離れた空間があります。その名も新宿末廣亭。

土曜の夜だけ「深夜寄席」という特別な寄席が設けられています。
これは二つ目と呼ばれる若手の噺家たちが腕を披露する舞台。

500円という手軽さもあり、若者を中心に席が埋まっていきます。

イメージとは違う、新宿ならではの風景。
そんな一面をお聞かせいたします。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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