« 大地の記憶~砂漠の砂から生まれたガラス | メイン | 三春駒を守り続けて »

2010年5月24日 (月)

金物屋一代記

西日本放送  ラジオセンター 熊谷 富由美

高松市の兵庫町商店街で、戦後から商売を始めた、石崎調理道具専門店。店主の石崎一吉さんは、大正6年生まれの93歳。
今でも現役でバリバリ商いを営んでいます。

石崎さんは、高松空襲で焼け野が原になったこの場所で、
いち早く小屋を立てて商売を始めました。
最初は、箒や下駄などを仕入れて売っていましたが、
やがてアルミニュームの鍋などを扱うようになり、金物店として知られるようになりました。

又、ねこ鍋といって、お店に住み着いた猫3匹の居場所である鍋も
有名。いつも鍋に入って気持ち良さそうに寝ている猫は、金物屋の看板娘ならぬ、看板猫となっています。

そんな一代記を、軽妙な石崎さんの語り口で、紹介します。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad