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2009年7月

2009年7月27日 (月)

長崎の海をペンギンが泳ぐ

長崎放送 ラジオ制作センター 尾上 裕明

長崎ペンギン水族館に、この夏オープンする「ふれあいペンギンビーチ」。水族館で飼育しているペンギンを、隣接する海で泳がせる新たな施設です。

長崎ペンギン水族館の前身は「長崎水族館」。
平成10年、その長い歴史に幕を下ろしましたが、存続を望む声は多く、平成13年、飼育実績があり、お客さんからも人気が高いペンギンを主役とした「長崎ペンギン水族館」として開館しました。

長崎ペンギン水族館は、世界に棲息する全18種類のペンギンのうち、8種類を一堂に見ることが出来る唯一の場所。

人がペンギンと密接に触れ合える環境を作り、人々に新たな楽しみを提供し続ける長崎ペンギン水族館の取り組み、その取り組みの陰にある飼育員の奮闘振りと思いを取材しました。

2009年7月20日 (月)

ハタハタサンバ

秋田放送 ラジオ制作部 鎌田 智循

ラジオの移動中傾斜でネタを探していたところ、男鹿の観光案内所で1枚のCDを見つけました。コミカルなサウンドと印象的な歌詞…。ハタハタサンバとの笑劇的な出会いでした。 
 
観光地として力を失いつつあった男鹿半島を、そしてハタハタ離れが進んでいる伝統的な食文化を復活させたいという強い願いが込められています。
 
本編を聞いていただくと分かっていただけると思いますが、ハタハタサンバがある所には笑顔と元気が溢れています。

男鹿はまだまだ元気です!!

2009年7月13日 (月)

D52-136の歌

静岡放送 ラジオ局制作部 北村 宏太

「鉄の塊にだって心がある」
佐藤徳太郎さん(72歳)はそう語ります。

静岡県沼津市の高沢公園に、「SL-D52」が保存展示されています。御殿場線を走っていた「SL-D52」は昭和43年に電化され、その役目を終えました。

佐藤徳太郎さんは、当時、何とかこの勇士を後世に伝えようと、
国鉄や国会議員とかけあい、保存展示に奔走しました。
しかし、それから40年の月日がたった今、その存在を知る人も少なくなってしまいました。
今は国鉄のOBの方々が定期的に清掃にやってきます。

このままだと子どもたちにとって、SLという言葉すら死語になってしまう。平成21年、徳太郎さんは、SLを知らない子どもたちへの伝承の為、昔の御殿場線を走っていたSLをモデルに、新しい汽車ポッポの歌を作り出しました。

その名も「D52-136の歌」。

SLがあたかも生き物に思えてくるような取材を経験しました。

2009年7月 6日 (月)

奏で続ける日田の下駄

大分放送 ラジオ局ラジオ制作部 安藤 隆之

大分県日田市の伝統工芸品に下駄があります。
今その伝統工芸品である下駄が売れなくなってきている。

昔から下駄職人として働いている伊藤清光さん(79歳)と、正子さん夫妻の下駄に対する思い、そしてもう一度、日田下駄をもっといろいろな人に知って履いてもらいたいという思いで、下駄を使っていろいろなアピールをしている人達の活動の様子を取材した。

はたして日田下駄の復活はあるのか?

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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