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2007年8月13日 (月)

手織りの味を守る上田紬

信越放送 ラジオ制作部(フリーランス) 塩入 美雪

日本を代表する三大紬の中に上田紬があることは、地元でも知る人が少なくなってきた現代。江戸時代から伝わってきた伝統がなくなりかけた時に「ふたたび火を灯し、作り方を守ってきた紬工房の人々の想いをお届けします。

上田紬の良さは丈夫さ。
横糸をよくたたき込んであるから、裏地を3回取替えても表地は大丈夫という強さになるようです。

昔は各家で自分たちの着るものを作っていました。今手作りの良さやぬくもりが見直されていますが、一旦途絶えてしまった技術や伝統は、復活させるのが容易ではありません。

その技術を絶やさないよう、後進を育成しつつ、人のぬくもりを大事にし、現代でも通用するデザインや色あいで次世代へ伝統を紡いでいきます。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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