山里にかかるオレンジ色の暖簾
東北放送 ラジオ編成制作部 橘田 久
宮城県の最南端に位置する丸森町は、ころ柿と呼ばれる「干し柿」が特産品です。
干し柿作りが最盛期を迎える11月のなると、「柿ばせ」と呼ばれる柿干し場に、たくさんの柿が吊るされます。それはまるで、オレンジ色の暖簾が、幾重にも、連なっているように見えます。
番組では、「干し柿作りの体験ツアー」に「柿、牡蠣(かきかき)交換」と、ユニークな企画を打ち出し、故郷・丸森の魅力を伝えようと奮闘する八島哲郎さん(44)にスポットを当てながら、小さな山里の晩秋の風景を描写しました。