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2006年8月

2006年8月28日 (月)

権禰宜・川上 佳代

南日本放送 ラジオ制作部 七枝 大典

全国各地にある「街中の神社」。

どんなに土地開発が進もうとも、どんなに“街”が変わっていっても不変の場所、地元に住む人は、ことあるごとに足を運び、また久々に帰省した人も、なぜかその前を通ると立ち止まって頭を下げてしまう…。

荒田八幡宮は、そういう場所です。
そして、ここの権禰宜、いわゆる神主さんは川上佳代さんという今年28才の女性。

若くして権禰宜となった川上さんは、どのような目で地域を見ているのか? 取材しました。

~こぼれ話~
ご年配の方は、もちろんでしたが、取材中、若い人が鳥居の前を通るとお辞儀やお参りをする姿が多く見られました。若者のモラル低下が目立つ今、ほっとしました。

2006年8月21日 (月)

おばあちゃんのタルト

京都放送 ラジオ制作部 坂下 かつ子

La Voiture
35年前に食べたフランスのタルトタタンの味が忘れられず、80才をこえるオーナー夫妻が毎日4時間以上かけて、その味を再現。

1ホールにりんご16個を使って作るその味は本場フランスで賞を受けるほど。おばあちゃんのタルト作りにかける思いを紹介する。

2006年8月14日 (月)

伝統農産物を受け継ぐ一家

大分放送 ラジオ編成制作部 青山 松嗣

七島藺(しっとうい)は、琉球い草と呼ばれ、琉球畳と呼ばれる畳は七島藺から作られています。七島藺の栽培は機械化ができない部分が多く重労働。

現在では大分県国東半島の十数軒の農家でしか生産されていません。松原正さんは、この地域で最も若く(50才)、今は奥さんと両親の4人で栽培を行っています。

幼いころは家業として手伝っていましたが、非常に重労働のために両親が七島藺作りをやめたそうです。松原さんは、大分を出て、会社勤めをしていましたが、七島藺を復活させるために大分に戻って家業である七島藺作りを受け継ぎました。

この伝統農産物である七島藺にかける松原さん一家の思いを描いています。

2006年8月 6日 (日)

空気を祀る町~世界にたった一つの神社を訪ねて

山形放送 営業局ラジオセンター 伊藤 康紀

春夏秋冬を表す4回のかしわ手と、地下に収められた1年、12ヶ月を意味する12個のカメ、そして駐車場から"神殿"まで続く365mと云われるブナ林の参道は1年365日のこと。

四季折々の自然に感謝しようという朝日町の人たちのこだわりが伝わってきます。正直言ってまだ山形県を代表するような観光の名所になっているわけではありませんが、実際に足を運んでみると、新鮮な気持ちになるから不思議です。

なお、弊社ホームページの「ラジオ取材日記」にも写真入で取材の模様を紹介しています。下記のドメインへ。

http://www.ybc.co.jp/

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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