伝統農産物を受け継ぐ一家
大分放送 ラジオ編成制作部 青山 松嗣
七島藺(しっとうい)は、琉球い草と呼ばれ、琉球畳と呼ばれる畳は七島藺から作られています。七島藺の栽培は機械化ができない部分が多く重労働。
現在では大分県国東半島の十数軒の農家でしか生産されていません。松原正さんは、この地域で最も若く(50才)、今は奥さんと両親の4人で栽培を行っています。
幼いころは家業として手伝っていましたが、非常に重労働のために両親が七島藺作りをやめたそうです。松原さんは、大分を出て、会社勤めをしていましたが、七島藺を復活させるために大分に戻って家業である七島藺作りを受け継ぎました。
この伝統農産物である七島藺にかける松原さん一家の思いを描いています。