糸がつなぐ伝統芸能
山口放送 ラジオ編制部 佐藤 純子
周南市熊毛地区の安田に約200年前の江戸時代から伝わっている「安田の糸あやつり人形芝居」をご紹介します。
地元に伝わる伝統芸能を後世に残したいという思いから、S21年に地元の有志が集まって、安田の糸あやつり人形芝居保存会、「三和会」を結成。
メンバーの皆さんが、保存、伝承のため、日々活動を紹介しています。その活動が評価され、S51年に、山口県、指定無形民俗文化財の指定を受けました。
一昨年2004年には、人形芝居の国際シンポジウムで、日本代表として公演しています。東アジアの伝統人形劇が公演される中、周南市から世界へその魅力を発信しました。
また、保存会「三和会」は、地元の小学校の子供たちに、伝承していく活動をしていますが、地元の高校生から、自分たちも伝統芸能を受け継ぎたいという申し出があり、保存会のメンバーが教えています。
確実に、保存会の思いが受け継がれています!!