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2003年1月20日 (月)

木の生きざまを知る~安曇野の臼づくり

信越放送 ラジオ局制作部 西沢 修

北アルプスの麓、通称安曇野と呼ばれる肥沃な農村地帯に、堀金村という小さな村があります。山の雪だよりが気になる頃、身を切るような風に乗って聞こえてくるのは木工職人の小林健男さんの臼づくりの音なのです。

正月の餅つきにと、各地から注文が殺到する晩秋~師走は、休む間もなく製作作業が続けられています。

単調ながらも素朴な、臼づくりの音を、餅の味覚がのこる1月中の放送でお聴き頂けたらと思いました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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