« 木の生きざまを知る~安曇野の臼づくり | メイン | 復活する箱廻し »

2003年1月27日 (月)

繋がる心~蔵に響く懐かしの調べ

福井放送 制作部 天谷 由佳

福井県の武生市。古くから越前の国府が置かれ、長い歴史のある街です。その中心部の一角にある「タンス町」には、創業100~150年以上という老舗の家具店が軒を連ね、職人の技、古い蔵を大切に受け継いできました。

主人公は家具職人の竹内敏博さんと彼が作った手作りの蓄音機です。古い蔵をリビングに改築し、蓄音機と約3000枚の古いレコードが大切に置かれています。

懐かしい音色に近所の仲間はもちろん、遠方からも毎日大勢の人が足を運び、音楽を楽しみ、昔の面影に思いを馳せます。

古き良きものを愛し、大切に守ろうとする心、そして竹内さんの職人としての思いを、優しい蓄音機の調べに乗せてお送りします。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad