学びの窓が閉まる時
北陸放送 ラジオ局放送部 小林 万希子
ひとつの学校が無くなってしまうこと。それは部外者にとっては、全くたわいのないことです。しかし、今回取材してみて、卒業生のノスタルジックな思いのほかに、その真っただ中に置かれてしまった、子供たちの心理的な負担に気付きました。
思えば子供のころ、ただのクラス変えでさえ、私にとっては大きな不安を伴う出来事だったのに、今回は、閉校、合併です。中には、気にしない子もいましたが、そちらの方はわずかです。
このように昨年度で閉校してしまった小学校は、全国で200近くもあります。理由は、少子化や過疎化、都心部のドーナツ化などがあげられました。
ちなみに東京は36校。一方、滋賀県が0校。逆に子供の数が増えているそうです。京都のベットタウンになっているからだそうです。