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2002年5月 6日 (月)

学びの窓が閉まる時

北陸放送 ラジオ局放送部 小林 万希子

ひとつの学校が無くなってしまうこと。それは部外者にとっては、全くたわいのないことです。しかし、今回取材してみて、卒業生のノスタルジックな思いのほかに、その真っただ中に置かれてしまった、子供たちの心理的な負担に気付きました。

思えば子供のころ、ただのクラス変えでさえ、私にとっては大きな不安を伴う出来事だったのに、今回は、閉校、合併です。中には、気にしない子もいましたが、そちらの方はわずかです。
このように昨年度で閉校してしまった小学校は、全国で200近くもあります。理由は、少子化や過疎化、都心部のドーナツ化などがあげられました。

ちなみに東京は36校。一方、滋賀県が0校。逆に子供の数が増えているそうです。京都のベットタウンになっているからだそうです。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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